子育て情報『【後編】30歳、プログラマー、大人の発達障害。私が掴んだ「人生をラクに生きる」サバイバル術』

2018年1月23日 10:55

【後編】30歳、プログラマー、大人の発達障害。私が掴んだ「人生をラクに生きる」サバイバル術

と考えるようにしました。それからは、飲み会もゴルフも自分が楽しそうだなぁと思うものだけ参加するようにし、気のりしないものは全部断るようにしました。他のお誘いや普段の行動も、自分が楽しくなれそうかどうかを基準にして行くようにしました。

「将来のために貯金を始めたんです」とか「その日は用事が入ってて…すいません」という具合に誘いを断っても、ほとんどの人は「ふーん」という感じで特に気にしていないようでした。

そのうち、一緒にいて楽だなぁと感じる人と仲良くなることが増えました。私の振舞いや行動が変わったことで、周りの人に与える印象も変わっていったのかもしれません。

相手に好かれるために、必要以上に好かれそうな行動をする必要はないのです。昔の自分はいったい何をそんなに怖がっていたのだろう?と思います。



周りと同じように振る舞えていれば問題にならない

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10610003295

でも、自分がラクなように行動してたら周りの人から白い目で見られるんじゃないか?という不安を持つ人もいるかもしれません。

そこで紹介したいのが、2つ目の考え方「周りと同じように振る舞えていれば問題にならない」です。

私は昔から周りの人と同じように振る舞うことができず、とても悩んでいました。そのため、周りの人がどのように考えていてその結果どのように振る舞っているのかをずっと観察し、なるべく同じように考えて同じように振る舞うように努力していました。

数年かけていろいろと見聞きし、実践し、自分なりにたどり着いた答えは「誰もなぜそれをやるのかをそんなに深く考えていない」というものでした。

私が本当に考えなければいけなかったことは、「どう考えてなぜそのような振舞いをしているか」ではなく、単純に「どういう状況でどんな振舞いをすべきか」ということに気づいたのです。・相手が自分に気を使ってくれたな と思ったらべつにありがたくなくても頭を下げてお礼を言う
・相手が愉快そうなことを言ったら、意味がよくわからなくてもとりあえず笑顔を作る
・集団で行動するときはとりあえずおとなしくしておき、どこかに移動しそうなら一緒に移動しておく

多くの場合、その状況における適切な(らしい)振る舞いをすれば、なぜそういう振る舞いをしたのかは問われません。

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