2018年4月17日 14:00
つい後回しにしてしまう自分にうんざり。親子で改善した「1日のエネルギー」の使い方とは
以前、こちらのコラムに書いたとおり、わが家では午前中を『なりたい自分になるために努力する時間』という位置づけにして、ピアノの練習をしたり勉強をしたりしているのです。
「うんうん!そうなのよ!それでね、ママはいつもお風呂掃除を後回しにしちゃう自分が嫌だなぁと思っていたの。これからはエネルギーが満タンになってる午前中に終わらせることに決めたよ。頑張るから応援してね」
「じゃあ、その間に私たちは目標に向かってしっかり頑張るよ~!」
自分一人だけではなく、家族がそれぞれ努力していることを感じられると、頑張ろう!という気持ちが大きくなるから不思議です。
「でもね、そうやって頑張っていくと、どうなると思う?」
「う~ん、エネルギーが減ってしんどくなっていく。だって夕方はいつも疲れてイライラするもん」
「いいところに気づいたね。エネルギーって勝手に湧いて出てくるものじゃないから、きちんと充電しておかないと動けなくなっちゃうんだよ。車はガソリンが切れたら走れないし、ゲームは電池がなくなったら遊べないし、人間はエネルギーがなくなったら笑えなくなったり、攻撃的になったりしちゃうよね。
どうすればいいと思う?」
私の問いかけに娘と息子は相談しながら一生懸命考えます。
「ちゃんと充電すればいいんでしょ?」
「でも人はどうやって充電すればいいの?コンセントついてないよ」
「そうじゃなくて、ママに抱っこしてもらったら元気がでるでしょ?そういうこと」
「ああ、そういうことね!じゃあ、ママにいっぱい抱っこしてもらう」
「私もいっぱい抱っこしてもらう~!!」
相談した結果、2人の答えは出たようですが、これにはちょっとした問題点があります。
「必要な時はいつでも抱っこしてあげるよ。でもよく考えてみて。それだとママがいない時とかしんどい時に充電できないことになっちゃうよ?」
「ええっ!」 「じゃあどうすればいいの?」
「あのね。まずエネルギーを満タンにするには、“心と体”2つの充電が必要なの。この2つは、基本的には自分自身で充電する必要があるの。誰かに充電させてもらうっていうことは、その人のエネルギーを分けてもらうってことでしょ?ステキなことだけど、いつもそれだと今度は分けてあげる人がしんどくなっちゃうからね」
「そっかぁ、そうなのか」「でも自分でできるかな?」
理解はしてくれましたが、少し不安そうな2人。