2018年4月4日 14:00
子どもの進級、周りの意見で大混乱…。娘と私にとっての「最善の道」を決めた、ほんとの気持ち
ということは、支援学級在籍でも十分ではないでしょうか?」
と、娘に支援学級在籍を勧めました。
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担任・主治医・家族の意見が違う。そして私は…?
主治医の先生、主人、担任の先生…。それぞれが、違う意見だったのです。
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担任の先生の「支援学級」を勧める話を聞いた時、私は正直、ショックでした。
きっと…担任の先生は、親である私たちの意見を尊重してくれる…
私たちが出した決定には、何も言わないはず…
そう思い込んでいたからです。
「私たちの考えは甘い、現実はもっと大変なんだ」と暗にさとされた気がしました。
しかし、現場で実際に娘を見ている人の意見は、説得力がありました。私は、ショックな気持ちと、そうか…と納得するような複雑な感情になりました。
娘にとって一番いい場所を探したいからこそ、ますます決定できない
その日は結局、決定を保留にして帰宅。私は主人に、担任の先生から言われたことを報告しました。
主人は、「最終的に決めるのは、俺たち親なんだろ?先生の意見はわかるけど、親の意見が優先だろ?俺たちは、通常学級のままという希望を出すこともできるんだぞ」と言いました。
主人は、娘のコミュニケーション能力を上げるためには、少人数の支援学級より、大人数の通常クラスの方が多くの刺激を受けられるのではないか…。そう考えていたのです。
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娘の将来を決める、大事な決定。
周りを気にして、決めてはいけない。
それを理解しつつも、このまま先生の意見を無視して、通常学級にすることは、先生に申し訳ないし、気まずい…と思ってしまいました。結局私は、周りに気を使うというより、自分の意見を押し通して、批判されるのが怖かったのです。
そんな私とは違い、揺るがない意志で、娘のために、娘のことを真剣に考え、進級についての意見を言う主人を見て、私は自分の弱さに、嫌気がさしていました。
娘にとって、何がいいか…それがわからない状態で私の頭は、どんどん混乱していきました。
結局、すぐに答えは出ることはなく、とりあえず、進級についての決定の最終期限である9月まで、私たちは考えることにしました。
「宿題、やらなくていいですよ」の言葉に、感じた複雑な気持ち
それから一か月ほど経った、7月。