子育て情報『「うちの子のためだけじゃない!」後に続く親子のために、あえてパパが学校に伝えたこと』

2018年5月16日 14:00

「うちの子のためだけじゃない!」後に続く親子のために、あえてパパが学校に伝えたこと

そして、最後に…「これから、発達障害のある子は増えていくと思います。今のクラスの子たちもきっと、中学、高校と進学して大人になっていく過程で、必ず出会うと思います。その時、あぁ、そういえば小学校の時にいたな?って、僕たちが今大人になって思うように思い出す。

娘が、同級生たちの…経験の一つになれば嬉しいです。 娘は本当に純粋ないい子です。 あの子の良さを尊重しつつ、社会に出ていけるような状態にするのが、 僕たち親の役目だと思っています。

先生もたくさんの子どもたちを一人で見られて、 本当に大変と思いますが、残りの1年生の間と、特別支援学級在籍になってから… 娘のこれからの成長のため、できる範囲で構いませんので、どうかご協力をお願いします」そう言うと、頭を下げました。

そして、9月…特別支援学級進級の手続きはすべて終了しました。


「うちの子のためだけじゃない!」後に続く親子のために、あえてパパが学校に伝えたことの画像

Upload By SAKURA


進級問題は私たちだけじゃない!他の親子も通る凸凹道を歩きやすく

この主人の行動と言葉に驚きました。「わが子のためにできることはやる」だけではなく、これからの子どもたちのことを考える主人は、私の何歩も先を行っていたのです。

今回の進級問題、振り返って見ると、一つひとつに大騒ぎして動揺していた私とは違い、いつも状況把握は、聞いた話のみだった主人。そんな主人は、一緒に考えてくれていても、きっと私の話を100%理解してはくれないだろうと内心思っていました。しかし、私のモヤモヤする思いも代わりに伝えてくれ、これから入学してくるだろう発達障害のある子と、その親御さんのことまで考える姿勢に、感動しました。


今回の進級のことで、私たちの通ってきた道は…

「うちの子のためだけじゃない!」後に続く親子のために、あえてパパが学校に伝えたことの画像

Upload By SAKURA

もちろん、わが子の進路を決めるのに、簡単な道はないと思います。

でも、少し距離の短くなる橋や、登りやすい階段…

私たちが通っただけではそんな立派なものはできないかもしれないけど、川があったときに橋に使う材料ぐらいは、置いてあげられていたら嬉しいな(笑)


辛かった進級・進学問題から学んだ今、できること

偉そうかもしれませんが、娘の小学校入学、1年生、進級…と、経験した私たちが、進学・進級問題において今、振り返って言えることは、以下の4つです。

「自分が(子どものために)どうしたいのかという思いを大切に」
「子どもとそして自分が、笑顔になれる道を一番に考える」

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.