子育て情報『わが家は母娘ともアスペルガーでネット依存症。落ち込む私を救った、医師や娘の言葉とは…?』

2018年6月9日 11:00

わが家は母娘ともアスペルガーでネット依存症。落ち込む私を救った、医師や娘の言葉とは…?

深い睡眠が得られないので、そのあとまたウトウトと昼寝してしまい本格的に活動し始めるのは夕方という生活。

でも正直に言うとこの生活の方が快適なんです。聴覚過敏がある私にとって、家の中で娘が走り回る音や、外で子どもが遊んでいる声が聞こえてくると耐えられないのです…。でも夜中なら静かだし、何か作業するにしても集中することができます。働けないことに罪悪感を感じることも、この生活リズムなら少しは楽ということもあります。昼間は、やはりコンプレックスが刺激されてしまうからです。

診断される前からそういうところはあって、仕事や育児をしていれば無理やり適応できるのですが、そうでなければ起きる気がしなくて寝てばかりいました。そして夜はやっぱりネットや本などに夢中になっていましたね。
起きる目的がないと起きようという気にならないのです。

それでも、時には通院も必要ですし、ヘルパーさんもやってきます。できるだけ朝早い時間には用事を入れないようにしているのですが、そういう時は目覚ましを使って無理やり起きます。すると、よけい体内時計が無茶苦茶になってしまうのです。

ある日、昼夜回転(※)生活7年目の娘に「体が、今何時だか分からなくなっている」と相談してみました。

すると娘はきっぱりと一言「自分が起きたときが朝だ」と言ったのです。

なるほど、その思い切りが娘の元気の秘訣なのかと妙に納得したのでした。そして、そう言い切るまでに娘の心の中でもいろいろ葛藤があったのだろうなと思いをはせたのでした。


※1日25時間周期で睡眠時間が回転していく概日リズム睡眠障害による


ケースワーカーさんの「あせらないでいいのよ」にホッとした

わが家は母娘ともアスペルガーでネット依存症。落ち込む私を救った、医師や娘の言葉とは…?の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179010016
「やっぱり私ってダメ人間なのかな」「この生活、なおさなくちゃだめだよね」とあせる気持ちもあります。

月1回面談しているケースワーカーさんに思い切って自分の気持ちを話してみました。すると「あなたは充分頑張っているんだから、あせらないでいいのよ」と言ってくれたのです。

なんだかホッとしました。今までの経験からしても、なおるときにはスコンとなおるので、今は心地よくネットやゲームへ依存し、睡眠障害に浸っていようと思います。

ゴミの日がなければもっと安心して浸れるのに。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.