子育て情報『「平成30年7月豪雨」、発達障害のある子への避難所での配慮ポイントまとめ』

2018年7月12日 15:50

「平成30年7月豪雨」、発達障害のある子への避難所での配慮ポイントまとめ

朝日新聞デジタル, 帯金真弓「発達障害の人たちに理解と支援を避難所で孤立の恐れ」, 2016.04.20

https://www.asahi.com/?iref=com_gnavi_top
また、熊本地震でも避難所施設などでの問題も報告されています。

住まいを失い、行き場を失った被災者がたどり着くはずの仮設住宅が、そこでトイレもできず、お風呂にも入れなかったりするなど、障害者への配慮はほとんどありません。

ある避難所へやってきた車椅子の障害者が、「ここは階段ばかりだから」と断られたり、発達障害で自閉症があり、水の配給の列に並べない子どもの分を求めた親に、「平等ですから」ともらえなかったり、「迷惑をかけるから」と避難所を追い出されたり・・・。

NHKハートネット,熊本地震「また取り残されるのか」被災地での障碍者支援の実態,2018,04,13

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/26/


避難所での配慮、知っておきたいポイント

避難所での生活は、食べ物やトイレ、他人との距離感などが普段と大きく異なります。どんな方にとっても大変な状況であることは間違いありませんが、とりわけ発達障害のある子どもにとっては大きなストレスがかかる環境です。

「走り回る」、「大声を出す」といった行動も、その子の不安の表れであることが少なくありません。限られたスペースのなか、少しでも不安やストレスを軽減するには、どのような配慮をすれば良いのでしょうか。

以下では、発達障害のある方への避難所での配慮のポイントをご紹介します。


発達障害は、見た目からはわかりにくい障害ですが、他人との関わりや集団生活で困りごとを抱えることも少なくありません。特に子どものうちは、困っていてもなかなか言葉で説明することができません。

避難所を運営する方は、ご高齢の方や、病気や身体障害等のある方への配慮と同じく、発達障害によって特別な配慮が必要な方がいないかを、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

人が多く、にぎやかな所が苦手な子もいます。そこで、パーテーションや仕切りを設置し、視界的にさえぎられる場所を作りましょう。
パニックになった時に落ち着ける場所としても活用できます。

インターネット上などでも簡単な手作りパーテーションのアイデアが載っています。

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