子育て情報『「平成30年7月豪雨」、発達障害のある子への避難所での配慮ポイントまとめ』

2018年7月12日 15:50

「平成30年7月豪雨」、発達障害のある子への避難所での配慮ポイントまとめ

物資や電気・ネットが限られている環境では難しいことはありますが、身近なもので子どもの気をまぎらわせる方法がないか、ご家族と相談してみましょう。

「平成30年7月豪雨」、発達障害のある子への避難所での配慮ポイントまとめの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179012269

暑さが本格化し始めるこの時期には、熱中症の危険性が高まります。気温・湿度が高い、風が弱いなどの場所では以下のポイントに気を付けてください。

■症状
めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う。
(重度:返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い)

■水分補給
こまめな水分補給などの調節は通常でも忘れやすいことなので、意識的にのどが渇いていなくてもこまめに水分・塩分・経口補水液の補給を促してください。

■暑さ対策
発達障害のある人は、体温調節が苦手であることなどで暑い場所にいつづけてしまう危険性もあります。感覚鈍磨がある人は、体調不良や痛みに気づきにくいことや、子どもの場合、体調不良をうまく人に伝えられないこともあります。

健康状態をこまめに観察し、なるべく日陰や風通しの良い涼しい場所に移動するようにしましょう。
厚生労働省がまとめている熱中症対策が以下のリンクにあるので参考にしてください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212502_00001.html
熱中症予防のために | 厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001enhj-att/2r9852000001enj7.pdf
避難所生活を過ごされる方々の 健康管理に関するガイドライン | 厚生労働省

避難所での生活は普段とは大きく異なるため、障害の有無に関わらず一般の方々も意識して留意すべき点がいくつかあります。避難されている全ての方衛生・健康面で気を付けるべき項目とポイントが載っているリンクを以下に載せます。

■食中毒
高温多湿な夏場では食材が腐りやすくなります。食中毒対策について以下のリンクを参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212536_00001.html
厚生労働省|食中毒予防のために

■エコノミークラス症候群
多くの人がいる避難所や車中などにいる方は、思うように体か動かせなかったり一定の姿勢を強いられる状況です。

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