子育て情報『【指定難病】ベーチェット病とはどんな病気?症状、原因、治療方法などを分かりやすく説明します!』

2018年9月30日 07:00

【指定難病】ベーチェット病とはどんな病気?症状、原因、治療方法などを分かりやすく説明します!

(白血球の血液型のようなもの)の比率が健常な方に比べ、はるかに高いことが分かっています。

ベーチェット病のメカニズム解明については、これからの研究の成果が期待されるところです。


「ベーチェット病かも」と思ったら何科に行けばいい?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10518000252

ベーチェット病の症状はさまざまであるため、最初は症状に合わせて皮膚科や眼科、相談しやすいかかりつけ医などを受診することが多いでしょう。症状の組み合わせが診断の決め手となるので、受診時には、あらわれている全ての症状を伝えることが大切です。

必要に応じて医師が専門病院の紹介などもしてくれます。数は多くないですが、ベーチェット病を主な対象疾患に含む専門科「膠原病内科(またはそれに準ずる科)」も存在します。

以下のサイトで、全国のベーチェット病の診療ができる病院を検索できます。

http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~behcet/doctor/doctorlist/index.html
ベーチェット病研究班「ベーチェット病の診療医」


ベーチェット病の検査方法

ベーチェット病はさまざまな部位で症状を発現します。
そのため、複数の検査を行う必要があります。

採血をして炎症反応と白血球抗原「HLA-B51」の陰陽を調べます。

炎症反応については、白血球の増多や炎症の指標であるCRPの値などから各種炎症の有無や程度を確認します。HLA-B51は日本人の健常者を検査すると約15%の方が陽性であるのに対し、ベーチェット病患者では約50〜70%が陽性を示します。http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/behcet-4.pdf
出典:日本眼科学会「Behçet病(ベーチェット病)眼病変診療ガイドライン第 4 章 ベーチェット病の検査」

ベーチェット病患者の多くは、口腔内連鎖球菌に強い過敏反応を示すため、連鎖球菌死菌抗原を使い、プリックテスト(プリック針で対象の物質を少量皮膚に入れ反応を調べる)を行います。陽性の場合、20~40時間後に強い紅斑反応があらわれます。

http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/behcet-4.pdf
出典:日本眼科学会「Behçet病(ベーチェット病)

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