子育て情報『医療的ケア児から発達障害児まで!看護師やPT・OT・STらによる手厚い支援を実現、児童発達支援・放課後等デイ「チャイルドケアハース」』

2018年10月1日 07:00

医療的ケア児から発達障害児まで!看護師やPT・OT・STらによる手厚い支援を実現、児童発達支援・放課後等デイ「チャイルドケアハース」

と言います。

松田さんは、7年前から、高齢者向けのデイサービスを運営しています。その利用者の家族の「子どもにも重度障害があり、おばあちゃんと子どものW介護で働くこともできない。子ども向けの施設もつくってほしい」という願いが、チャイルドケアハース設立のきっかけ。そのころ、重度心身障害のある子どもが通える施設は、この地区にはなかったからです。

現在は、待機が多い「ラーニング」の2店舗目を準備中だそう。重度知的障害や多動性が強い子どもたちもストレスなく過ごせる、広々した施設を年度内にオープンさせる予定です。


はたらく人にも寄り添うから、ニーズに合わせた増設も可能に

医療的ケア児から発達障害児まで!看護師やPT・OT・STらによる手厚い支援を実現、児童発達支援・放課後等デイ「チャイルドケアハース」の画像

Upload By 発達ナビ施設インタビュー

施設の「人を思う気持ち」は、従業員にも向けられています。
子どものいるスタッフも無理なく働けるように、「アカデミー」のある建物には、企業主導型保育サービスも併設されています。10人の子どもたちが、9時から17時まで過ごしています。

保育士や看護師、児童指導員、PT・OT・STなどの専門性を持っている優秀なスタッフも、子育てとの両立がしやすいから無理なく働ける。だから、質の高いスタッフがそろいやすく、ニーズに合わせた施設の増設もできるのです。

「ここだけの常識の中で働いてほしくない」。外資系アパレル出身で、異業種から転身してきた松田さんは「社外研修には積極的に参加してほしい。そのあと押しはできる限りしたい」と、社員のスキルアップにも貪欲。スキルの高い、知見のあるスタッフが子どもたちの支援を担うことで、子どもたちにも保護者にもより満足してもらいたいと願うからです。


広い視野を持ち、常に「困っている人」の想いや願いに寄り添い、必要とされる支援をすぐに形にしていく。社会の中でも取り残され、孤独に頑張らざるを得なかった重度障害のある子どもと家族の、強い味方。「チャイルドケアハース」を訪れて、これからの福祉に新しい風を吹き込む、強くて優しいまなざしを感じることができました。

撮影/角野 杏早比(FINDFLaG)

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