2018年9月18日 07:00
発達障害がある小学生の特徴って?チェックポイントや起こりやすいトラブル、関わり方を分かりやすく紹介します!
次に、読字障害・書字障害・算数障害ごとに、LDがある小学生にあらわれやすい特徴を紹介します。
■ディスレクシア/読字障害
・ひらがな・漢字が読めない
・たどり読み・推測読みになってしまう
・行を飛ばして読んでしまう
・文章を読むのを嫌がるなど
■ディスグラフィア/書字障害
・うまく文字を書くことができない(線を抜かしたり、鏡文字を書いてしまう)
・板書ができない、時間がかかる
・行やマス目からのはみ出しが大きい
・文字を書くのを嫌がるなど
■算数障害/ディスカリキュリア
・数が数えられない、とばして数えてしまう
・時計が読めない、時間が分からない
・計算ができない
・筆算をするときに数字がずれて間違えてしまう
・計算を嫌がるなど
という傾向があります
発達障害のある小学生に起こりやすいトラブル
集団生活に入り、学習が始まる小学校時代は、それまで目立たなかったトラブルが目立つようになる時期です。具体的には、次のようなトラブルが起きがちです。
■友達関係でのトラブル
・同世代の子どもたちとうまく遊べない
・気持ちをコントロールできず喧嘩になりやすい
・空気が読めないことなどが原因でいじめられる
■不登校
・集団生活になじめず学校生活が苦痛になる
・授業についていけず学校に行きたがらなくなる
・生活リズムが崩れ登校できなくなる
■学習でのつまずき
・頑張っても授業についていけなくなる
・授業態度が悪いと注意されやすい
・忘れ物が多く学習に支障が出る
■暴力
・嫌なことがあるとかんしゃくを起こして暴れる
・衝動的に友達や親に手を出す、物を壊す
子どもの発達障害に悩んだときの相談先
発達障害がある子どもの保護者・まわりの人が、適切な支援につながることで、子どもに必要なサポートをすることができます。「発達障害かな?」と悩み・不安があるときは、早めに専門機関に相談しましょう。子どもへの支援の方法が分かったり、公的なサポートを受けやすくなります。
相談先としては、発達障害がある人が相談できる支援センターや医療機関、学校のスクールカウンセラー・特別支援教育コーディネーター、教育センターなどがあります。
■発達障害がある人の相談窓口
http://www.rehab.go.jp/ddis/%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1/
全国の相談窓口の情報を調べる|発達障害・支援センター
■発達障害の診療が可能な医療機関一覧
https://service.kktcs.co.jp/smms2/c/jscn/ws/jscn/List.htm?t=https://www.childneuro.jp/themes/childneuro/relation/licenselist_dd.html
発達障害診療医師名簿|一般社団法人 日本小児神経学会
■スクールカウンセラー
https://h-navi.jp/column/article/35026720#headline_143881
スクールカウンセラーについて
発達障害のある小学生へのサポート
■分かりやすく伝える
具体的に、簡潔に伝えましょう。