2018年10月4日 07:00
『学校に行きたくない君』の親へ届け!著名人からの熱いメッセージ!
というのが結論です。毎日、学校に通っても苦痛を感じない個性もあれば、1日だって学校に行けない個性もある。脳には多種多様な個性があり、その差に上下はありません。
『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、茂木健一郎さんの言葉より
https://www.amazon.co.jp/dp/4591159663https://lineblog.me/mogikenichiro/
茂木健一郎(脳科学者)
――不登校のお子さんの保護者に向けて一言メッセージをいただけますか?
山田さん:「不登校」はまともなことで、それで人生がダメになることはありません。「そんなことはない、学校くらい行かないと世の中ではやっていけない」と思う親は明らかな「思考不足」なので、自分がまず「何が正しいのか?」を深く考えてください。
学校へ行くのは「絶対的な正解」ではありません。どんな子どもでも無条件に認めてあげてください。狂っているのは大人達の方なのです。
――「不登校」という言葉を、ポジティブな違う言葉につくりかえるとしたら、どんな言葉にしたいですか。
山田さん:「考え中」「さなぎ期間」「防空壕避難中」「修行中」「自主練」
山田さんは、インタビューでも「絶望を知ること」で跳ね上がっていくことについて語っています。
本書(※)に登場してくれたみなさんが言っていたのは「絶望に効くのは絶望を知ることだった」と。絶望するとそこを機に跳ね上がっていく。もちろん、そこまでいけないときが本当にきつい。「夜明け前の夜が一番暗い」という言葉もあるぐらいですから、真理でしょう。でも「明けない夜はない」というのもまた真理だと思っています。
※編集部注:『絶望に効くクスリ』(山田 玲司著/小学館)のこと
『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、山田玲司さんの言葉より
https://www.amazon.co.jp/dp/4591159663
学校に行かないという選択をした子どもたちが経験している「今」だけでなく、その先へのまなざしも感じられます。
https://yamada-reiji.com/
山田玲司(漫画家)
本書に収録、樹木希林さん、西原理恵子さん、リリー・フランキーさんなどの「言葉」を、ちょっとだけご紹介します
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一緒に住んでいる人はホントにたいへんだと思いますが、結局、親はその子の苦しみに寄り添うしかないです。