2018年10月16日 07:00
フリースクールをつくってみた!子どもたち企画の合宿は「マイペース」で大成功!発達ナビライターの奮闘記
フリースクールに通う子どもたち、合宿を計画!?理由は「楽しいIFラボを、もっと知ってほしいから!」
2018年4月から発達に個性のある子たちのフリースクール「IFラボ」を開いています。前回までのコラムで、息子が不登校になって素敵な居場所を見つけ、フリースクールをたちあげようという気持ちにいたるまでや、実際にフリースクールを運営するようになってからの子どもたちとの日々を紹介しました。
今回は、フリースクール「IFラボ」に通う子どもたちが計画した合宿でのエピソードを紹介します。この合宿は、「楽しく過ごせるIFラボを宣伝したい」という子どもたちの思いからスタートしました。
参加者募集開始!でも、申し込みが来ない
合宿は2泊3日。子どもたちたっての希望で、1日目はフリースクール泊。屋内でできるワークショップを開いたり、夜ごはんをつくったりして過ごします。2日目からは軽井沢に場所を移して、テントを広げてアウトドアキャンプの予定です!
しかし!肝心の参加者が集まりません(汗)
不登校の子どもたちのなかには、外出に不安を抱えている子や、母子分離不安のある子など、外泊が難しい子がいることも関係しているかもしれません。
合宿に興味はあるけれどやはり外泊はできないと、興味を持ってくれたものの参加を断念する子もいました。
それでもIFラボの子どもたちは、どうしても合宿を実行したいと、以前体験に来てくれた子や、他の学外プログラムで出会った友だちを誘うなど、積極的に勧誘。IFラボに通う子のきょうだいや、私の息子のチー坊なども含め、最終的には子ども9人という大人数でキャンプを行うことに決定♪
合宿当日の朝、みんな来ない
そして迎えた夏の暑~い朝、IFラボ合宿が始まりました!ワクワク!
がっ!合宿当日の朝!子どもたちが来ない…時間通りに来た子どもは1人だけ(笑)
「オレは行けるぜ」と余裕を見せていたのに、当日朝に「やっぱり行かない。疲れている」と家ですったもんだして、3時間以上遅刻してくる子。「遅刻したから部屋に入りづらいんじゃないか」とお母さんと一緒に心配しながらやってくる子、などなど…。
みんなにとって、初めて会う友だちとの合宿。知らないことに飛び込むのには少し時間がかかるようです。計画してくれたYくんとSくんも、家では「俺は準スタッフだから」と準備を頑張っていたようなのですが…やっぱり来ません(笑)