子育て情報『「それ、わざとだよ」発達障害のある長男、左右バラバラの靴下に隠された気持ちって?』

2019年1月29日 07:00

「それ、わざとだよ」発達障害のある長男、左右バラバラの靴下に隠された気持ちって?

靴下は片方だけあればいいので「片方だけ紛失」にイラッとすることがなくなったからです。さらに片方に穴が開いても平気!残りの靴下がすり切れるまではけるから、とっても経済的です!


「思い込み」という、私の中の不自由さに気づいて

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なんていいことづくしなのでしょう!

でも実は私、恥ずかしながらこの年になるまで「靴下を販売時のペア以外ではく」なんて考えたこともありませんでした。そもそも「何故揃えてはくのか」と考えてみても、理由すらありません。ただなんとなく「片方穴が開いたらもうはけない」と思い込んで捨てていたのです。

なんてもったいない。人生損した気分…。

むっくんのこだわりの理由を聞いてから、私は自分の考え方一つひとつに「なんでそう思うの?」と問うてみました。すると、「思い込み」や「なんとなく」と自分で選んだわけではない考えがたくさんあることに気がつきました。


自分の中に自分でない価値観がある不思議、それに縛られて生きている不思議に、私はむっくんのおかげで気づくことができるようになりました。

好きにはいていい。自由にはいていい。今日は右は何にする?左はどうする?

大好きな色を足元に詰め込んで、むっくんは自分が幸せでいられるもの・ことを、自分自身の価値観で自由に選び取っていく。むっくんはとても自由で、目に見えない「何か」に縛られていません。それが私には眩しく、愛おしく感じます。

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