子育て情報『子どものころから、まわりと違う自分が嫌いだった。発達障害のある私が自信を持てた理由。』

2019年2月24日 07:30

子どものころから、まわりと違う自分が嫌いだった。発達障害のある私が自信を持てた理由。

しばらくの療養を経て、「これでダメならプログラマをやめよう」と思い、同業種の会社に転職。するとその会社では、それまでの経験からは想像できないくらい高い評価をしてもらいました!

私がやっていることはそれほど変わっていないのに、周囲の反応や関係については本当に劇的な変化があったのです。

■例1: 自分が最善だと思うプログラムを組んだとき
1社目の場合: 「勝手なことをするな!」とか「ほかのところと同じようにすればいいから」と言われた。
転職後の場合 : 「おお!その手があったか!」とか「神!」「先生!」みたいなことを言われた。

■例2: 飲み会の場であまり話さなかったとき
1社目の場合: 「なんだよあいつ、愛想悪いな」と先輩が言っているのを耳にした。
転職後の場合: 特に陰口を言うわけでもなく、たまに話をしてくれるくらいでそっとしてくれた。

これらの経験から、同じような対応や行動をとっていても、環境によって人が言ってくることや反応が全然違うんだ!ということに気づきました。

「不確かなまわりの評価をずっと気にして自分を嫌いになってしまっていたのか…。
なんだかバカバカしいな」と思うようにもなりました。

それからは徐々に、自分が人と違うことや、どう思われているのかを気にしないようになりました。


いつの間にか自分を好きになっていた

子どものころから、まわりと違う自分が嫌いだった。発達障害のある私が自信を持てた理由。の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161013997

「人の評価を気にしなくていいや」と思えるようになってから、いろんな面で自分がやりたいように振る舞えるようになってきました。(まわりの人を不快にさせる言動を意図的にするようなことはもちろんありませんが。)

例えば、職場の人たちからランチに誘われたとき、気分が乗らなかったら断れるように。
また、自分の意見を話すとき、堂々と言い出せるようになりました。
これらは単に、社会人になってから経験を積んだことで、私自身の振る舞いが、人に受け入れてもらいやすいものになっていったという側面もあるかとは思います。

いろいろな歯車がようやく噛み合ってきただけなのかもしれません。でも、こうして自分が自然に振る舞える時間が増えてきたら、いつの間にか、まわりと違う自分を認めることができるようになり、自信が持てるようになっていました。

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