子育て情報『自閉症の息子の「好き」にとことん寄り添ってくれた居場所――放課後等デイで過ごした12年間を振り返って』

2019年4月18日 12:00

自閉症の息子の「好き」にとことん寄り添ってくれた居場所――放課後等デイで過ごした12年間を振り返って

息子はこの施設に通うことが大好きで、学校が遅くなって閉所まで30分しか滞在できないという時でも行きたがりました。学校が休みの日は、1日ここで過ごせるので大喜び。それほど、本人にとって「なくてはならない居場所」でした。

最後の日に、スタッフが書いた12年間の記録をもらいました。1年のうち平日は約245日なので、ここに通った「245日分×12年間=2940枚」というボリュームです。

息子がここで過ごした足跡のひとつひとつが、宝物になります!

自閉症の息子の「好き」にとことん寄り添ってくれた居場所――放課後等デイで過ごした12年間を振り返っての画像

Upload By 立石美津子

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12年前、初めてこの施設を見学に訪れて、入会することを不安に思ったあの日…。毎日通っているうちに、小さかった息子は次第に「大きいお兄さん」になっていきました。こんな長い付き合いになるとは、あの頃は思ってもいませんでした。

ここで過ごした12年間の日々は、私にもひとつの変化をもたらしてくれました。息子が楽しんで通っていたこともあり、卒業してからも私自身が離れがたく、ガイドヘルパーの資格を取りました。これまでの恩返しをする意味でも、この施設に通う子たちの支援をする仕事をしたいと思ったからです。

息子は現在、就労移行支援事業所に通っています。「小さい子のお世話をするボランティアを兼ねて、たまに遊びに行ったら?」と言ったら「ぜったーーーーーーーーーいに嫌だ!」と叫んでいました。「ここは卒業後の居場所ではない」ということを、自閉症の息子らしくキッチリカッキリ決めているようです。私は自分にできる恩返しをしていきつつ、「大人になった!」と鼻息が荒くなっている息子のことも、引き続き見守っていきたいと思います。

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