2019年4月26日 07:00
こんなとき、どうする?発達障害がある私が「仕事で失敗した」ときの考え方と対処法
電話がかかってこないことを祈る毎日でした。
なぜ電話番が苦手なのかを考えてみたのですが、プログラミングにのめりこんでいるときに電話がかかってくると、それまでやっていたことを頭から追い出して、相手の話を聞きながらメモを取らなければなりません。一度にやらなければならないことが多すぎて、「何かひとつのことに集中しているときに、他のことを並行してこなすことが難しい」という特性がある私にはとても難しかったです。
これまでご紹介した事例では、試行錯誤しながら自分なりの対応方法を見つけていて、現在はほとんど問題がなくなったものばかりでしたが、電話対応の難しさについては未だに解決策を見つけられていません…。職場の同僚に電話対応が苦手なことを伝えたりして、なるべく電話に出なくてもよい状況を作っている、というのが精一杯です。
自分でもどうしようもないこともある。でも、何とかなる!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132107241
私は、自分の特性について「工夫で何とかなる特性」と「自分ではどうしようもない特性」があると思っています。自分の力で特性をうまくコントロールできなくても、代わりの方法を見つけることで何とか切り抜けられることもありますし、その特性があっても失敗しない状況を作るように働きかけることもあります。
もちろん、それでも失敗することだってあります。そんなときは「次は何とかしたい!」と思いながら改善策を試していくことで、何もしないよりは失敗する頻度が減るかもしれませんし、それでもどうしようもないことは受け入れるしかない場合もあります。そんなことを繰り返しながら、私も何とか30年以上やってこれました。
今は新年度が始まり、環境が変わった人も多い時期です。新しい環境では、普段以上にいろいろな失敗をすることもあるかもしれませんが、参考にしていただければ幸いです。
欲しがってるものは何? まだ発音が完璧ではない長男の言葉を推測!【やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜 第119話】