2019年4月25日 08:00
2019年夏『自閉症スペクトラムの理解と支援』セミナー開催に寄せて――児童精神科医・内山登紀夫
3日目は児童精神科医の宇野と内山が問題行動について背景や対策を考えます。
ASDの問題行動は、かんしゃく・自傷・他害行為、多動や不注意などの衝動的行動、ひきこもりや昼夜逆転などに加え、いわゆる触法行為、さらには自殺企図やうつ・不安などの精神科的問題など多岐にわたります。その多くが、自閉症特性への配慮不足から生じていると考えられます。
この講座では、ASDにみられやすい問題行動を解説し、その対応の方法を、海外での研究動向なども含めて紹介します。
3日間のセミナーで、さまざまなことをお伝えしたいと思っています。ぜひ日々の支援に生かしてもらえたらと願っています。
日時:2019年8月2日(金)~4日(日)
場所:AP東京 八重洲通り(東京都中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル8/2(金)7階 / 8/3(土)8/4(日)13階)
プログラム:
◇8月2日10:00~16:45 『改めて基本特性から考える:理解と評価』
◇8月3日10:00~16:45『支援の原則と実際:構造化とコミュニケーション支援』
◇8月4日10:00~16:45 『問題行動とそれへの対応』
講師:
蜂矢百合子(児童精神科医、よこはま発達クリニック/相談室)
北沢香織(公認心理師・臨床心理士、よこはま発達クリニック/相談室)
佐々木康栄(公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士、よこはま発達相談室/クリニック)
飯塚直美(言語聴覚士、よこはま発達相談室/クリニック)
宇野洋太(児童精神科医、国立精神・神経医療研究センター)
内山登紀夫(児童精神科医、よこはま発達クリニック院長/よこはま発達相談室代表、大正大学 教授)
対象:保護者、実際に療育・支援に携わっている方、学生など(中学生以下の参加はできません)
料金:各日10,000円(税込)
定員:120名(先着順)
事務局:よこはま発達相談室(www.ydc-r.com)
seminar@ypdc.net
https://www.ydc-r.com/
よこはま発達相談室
https://www.ypdc.net/
よこはま発達クリニック
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