2019年6月6日 07:00
ADHDのむっくんの原動力は大好きな「図鑑」。意外な成長に、母もうれしい驚きで…!
2歳1か月。むっくんと宇宙、運命の出会い
むっくんと図鑑の出会いは2歳1か月の時。きっかけは博物館で惑星の壁画にぺったりと張り付いて動かなくなってしまったこと。この子はこういうものが好きなんだなぁと知った私は、小さな子ども用の「そら」をテーマにした薄い図鑑を購入しました。
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現在自称宇宙博士むっくんのお気に入りは、当時から宇宙について書いてあるページです。当時は2歳なので、文字も読めないし、おしゃべりだってまだ怪しいのに、毎日図鑑の読み聞かせを要求し、初めての図鑑はボロボロになるまで使いこまれました。
そこで、3歳の誕生日に分厚い図鑑をプレゼント。
惑星以外にも興味をもってほしいなと思い、宇宙、星空、人体、動物、鳥、魚、恐竜、乗り物とバリエーションも揃えてみました。
が、むっくんが興味を持った図鑑は宇宙、星空、人体だけ。興味のない図鑑達は今でもピカピカですが、大好きな3冊はボロボロのバラバラです。特に宇宙図鑑は全てのページを補強して、再縫い綴じまでして使いこむほど入れ込んでいます。
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むっくん流、図鑑の楽しみ方
むっくんが図鑑を楽しむにあたって、私が大変なのは読み聞かせ!重いし、読んでいる方が眠たくなるし、これほんと大変。まぁ図鑑の読み聞かせは、わが家ではもっぱら夫のお仕事ですし、最近の図鑑はDVDがついているので、ばんばん活用しています。むっくんには暇さえあれば図鑑を読みたい欲求があるので、これにはとっても助けられています。
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そして読んだ後のお楽しみは、図鑑の内容をブロックで再現すること。宇宙の図鑑なら、惑星や探査機を作ります。人体図鑑なら臓器や細胞を作ります。読んで、理解して、再現。これが1セットになるのがむっくんの図鑑の楽しみ方です。
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この図鑑への愛着は、ひょっとしたら「こだわり」と呼ばれるものなのかもしれません。
「こだわり」と聞くと、大変そう!大丈夫?!と心配になってしまうかもしれませんが、図鑑への「こだわり」から生まれたモノはむっくんや私の毎日を助けてくれる力となりました。
そんなところで!?意外な図鑑のチカラ
例えば、人体図鑑で人体について理解を深めたむっくんは、栄養が大切だからと苦手な食べ物を頑張って食べるようになりました。