2019年7月8日 07:00
「こんな勉強がしたい!」不登校だった息子の始業式の朝を変えた、春休みのレク【息子の復学 Vol.2】
帰宅したらすぐ友達の家に出向いて一緒に宿題をしたり遊ぶなど、「本当にあなたは少し前まで不登校だった人なのですか?」と疑いたくなるほど、いきいきと過ごしていた。
「特別支援学級は嫌な音がしないから、勉強も楽しくできるんだよ。休み時間に中庭や体育館でみんなと遊ぶのも楽しい。土日にのんとどこかに出かけるのも楽しいけど、今はそれと同じくらい学校が楽しいんだ!」
などと申し、ゴールデンウィークの10連休については「半分でいいのに」とぼやいていたほど、学校が大好きになっていた。
これで万事解決、めでたしめでたし…で、収まれば良かった。収まってほしかった。
ゴールデンウィークが終了し、私の仕事が忙しくなってきたある日の午後、息子はえらく憤慨した様子で学校から帰宅した。
「もうやだ!また学校行くのが嫌になって来たよ!!」
えっ、ちょっと待って、今の時期に家にいられると困る…とうっかりこちらの都合による本音が出そうになったが、息子だって辛いことがあったのだから、とぐっと堪え、
「どうした?何かあった?」
とだけ、どうにか口にできた。
この前まであんなに楽しそうだったのに、何があったんだ…。
<第3回に続きます>
「LITALICO発達特性検査」で解決したい親子の困りごと、3つのハードルとは【監修者・井上雅彦先生インタビュー】