子育て情報『連絡帳、楽しみですか?わが家では「本当に伝えたいことが書けない」のです…』

2019年10月21日 08:00

連絡帳、楽しみですか?わが家では「本当に伝えたいことが書けない」のです…

『発達障害に生まれて』(松永正訓著/中央公論新社)ノンフィクションのモデルとなった立石美津子です。

息子は幼い頃から字が読めました。小学校の頃は連絡帳を開いて読もうとは思いつかなかったようですが、中学に入ってからは「お母さんは何か悪い報告を書いているのではないか」、「僕が昨日暴れて家の中の物を壊したことを書いているのではないか」と思うのか、連絡帳を熟読するようになってしまいました。また、同時に支援者や先生からのコメント欄も気にするようになりました。

それ以降、本当に伝えたいことが書けなくなりました。

放課後等デイの先生には、どうしても伝えなくてはいけないことはメールで伝えるようになりました。学校の先生のメールアドレスは知らなかったので、必要な時には電話か「開封厳禁」とハンコを押した封筒に入れて「絶対に封を開けないで、このまま先生に渡して」と伝えていました。(息子の性格上、封書は絶対に開封しませんでした)


放課後等デイの連絡帳

本当に伝えたいことを書けない問題に加えて、私は「ぎっしりきれいな字で連絡帳を書くのがいい先生」と判断しがちなことについても気になっています。

親はついつい「きめ細かく美しい文字で沢山書いている先生がいい先生、そうではないとよくない先生」と思いがちです。

放課後等デイは保護者との連絡ノートを作らなくてはならないことになっているようですが…

息子が通っていた放課後等デイは実態として子ども達は4時半頃に来るので解散時刻の6時まで90分しかありませんでした。その間に限られた人数の職員で全員分の連絡帳を書くのですから大変な作業です。時間もない上、息子が熟読するためトラブルなどがあっても詳しく書くこともできません。結果として、「おやつは焼きそばです」「外で遊びました」などの簡易な内容となります。そうなると、私もつい、返事は「読んだよ」の印としてサインやニコニコマークだけの簡単な返事で済ませるようになりました。

親は我が子一人分だけ書けばいいのですが、相手はそうではない。90分間のうち、連絡帳にとられる時間は最小限にして、子どもたちに向き合ってもらう方がありがたい。だから、特記事項があるときだけ書くようにしたらよいとも感じていました。

連絡帳、楽しみですか?わが家では「本当に伝えたいことが書けない」のです…の画像
Upload By 立石美津子


保育園で勤めていたころ感じたこと

私は保育園で働いていたことがあります。

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