2019年11月6日 07:00
母の前でだけ荒れる娘――警察への電話を踏みとどめてくれた先生の一言。ギリギリな毎日で記憶すら曖昧な、娘の高校時代のこと
有難いのは私のほうなのに。”
先生と話をし、私は警察に電話をするのを踏みとどまることができました。
後にも先にもこの時だけ
その後も娘が荒れることはありましたが、私が警察に電話をしようと思ったのはこの一度だけでした。
地域活動ホームの相談員さんからのアドバイス
中学3年の時から余暇支援活動の場として利用していた地域活動ホームの相談員さんのアドバイスを受け、娘は「レスパレイトとしてのショートステイ」を利用することにしました。
私達はショートステイ利用の事前準備として
・施設の見学
・相談員さんとの定期的な面談
・病院で健康診断受診
・ショートステイの事前予約
といった手順を踏んでいきました。
でも記録を残す余裕がなかったので、実はこのあたりの時系列は曖昧な部分が多いです。
質問されても
なので今もし誰かに「どうやってその時期を乗り越えたのか具体的に教えて欲しい」と言われても、「医療機関、学校、放課後デイサービス、地域活動ホーム、レスパレイトとしてのショートステイ、こども食堂、先輩お母さんへの相談など、あらゆるところを頼った。当時はともかく必死で、実のところよく覚えていない。」というのが正直なところです。
普通に会話が出来ることの幸せ
Upload By 荒木まち子
今でも娘は体調や感情に波がありますが、暴れるとこはなくなりました。レスパレイトとしてのショートステイの利用もしていません。
我が子と普通に会話が出来る。そんなあたり前ともいえることにも私は幸せを感じます。
記憶が薄れてしまう前に~ダイアリー機能~
娘が20才を迎えるにあたり、我が家では障害年金の申請をしました。(次回コラムで詳しく書きます)
最近、発達ナビのダイアリー機能が始まりましたが、そういった『簡単に記録が残せるツール』の活用は有効だと思います。
もしあの頃ダイアリー機能があったらどだったかな?
自分の気持ちを整理するのに役立ったかな?
娘の障害年金の申請は、もっと楽になったかな?
それともやはり記録する余裕すらなかったかな?
そんな事を考える秋の夕べです。
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