子育て情報『自閉症息子の「友達」づきあいは、母の思う「友達の定義」とは違うけれどーー息子と友達の心地よい距離感』

2020年1月4日 08:00

自閉症息子の「友達」づきあいは、母の思う「友達の定義」とは違うけれどーー息子と友達の心地よい距離感


友達と遊ぶよりも一人が心地いい

『発達障害に生まれて』(松永正訓著/中央公論新社)ノンフィクションのモデルとなった立石美津子です。

自閉症のある息子を見ていると、「友達と関わりたくない」とか「関心がない」訳ではないと思います。人に興味を持って追い掛け回すこともありますが、それが相手の気持ちを考えない一方通行のこともあるので、トラブルが起こることもあります。また、私が考えるような友達関係を望んでいないのだろうとも思うことがあります。

息子は幼い頃は一人遊びがほとんどでした。たまに戯れることがあったとしても、それは相手の持っている玩具が欲しいときだけでした。

親が思い描くような友達関係を19歳になる今も結ぶことはありません。本人もそれを望んでいないようで、友達と約束してどこかに遊びに行くことは一切なく、一人行動が基本です。

さて、この写真に写っている子は中学、高等部で一緒だった仲間A君。一つ年下で、息子と似たような特性があります。

自閉症息子の「友達」づきあいは、母の思う「友達の定義」とは違うけれどーー息子と友達の心地よい距離感の画像

Upload By 立石美津子

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お互い馬が合うのか、在校当時から、よくじゃれあっていました。現在は、A君は特別支援学校高等部の生徒、息子は卒業しているので、あえて都合を合わせなければ、普段会うことはない2人です。


同じ日に宿泊したショートステイ。挨拶しないで帰った息子

学校時代から仲が良かったので、親同士話し合って同じ日にショートステイを申し込みました。 ショートステイの翌日には、息子はトイレ散策、A君は電車の旅と、それぞれ予定がありました。

前日の夕飯時はこんな仲良くしているのに…

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翌朝、息子はA君に何の声もかけずに、トイレの旅に行ってしまったようです。

そこで、A君のママに「息子が何の言葉もかけずに、先に帰ってしまったようでごめんね」と伝えたら…

A君ママから「息子が、『立石君はいい人すぎる』と言っていたよ」と返事がありました。息子が黙って帰ったことを気にすることもなく、A君も颯爽と電車の旅に出かけたようでした。


バザーに会いに来てくれたけれど

バザーがあったときのことです。私は店を出していました。

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本人たちも会いたがっていたのでA君家族をバザーに誘いました。

私と息子は売り子なので8時半からスタンバイ。

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