子育て情報『発達障害子育てで家族と衝突!そのときどう行動する?子どもの幸せを第一に考えた、二つの対応策』

2020年2月3日 10:35

発達障害子育てで家族と衝突!そのときどう行動する?子どもの幸せを第一に考えた、二つの対応策


家族で意見の相違があったら

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Upload By 立石美津子


対応策を考えてみた

『発達障害に生まれて』(松永正訓著/中央公論新社)ノンフィクションのモデルとなった立石美津子です。

発達障害のある子を育てている保護者対象の講演に講師として招かれることが多いのですが、様々な質問を受けます。その中でも多いのが、子どもの発達障害について、家族間で意見の相違があった場合についてのことです。

なかでも一番多いのは…

「(母親である)自分は子どもと接する時間が長いので、我が子の行動が単に性格や個性で片づけられるものではなく、特性があることに気が付いている。早めに相談機関に行ったり、療育を受けさせたりしたい。でも、夫や姑に相談しても喧嘩になるだけ…」というものです。

夫からは
「ちゃんと躾をしていないのが原因だ!もっとしっかり子育てしろ!」
「受給者証や手帳をとるなんて、我が子に障害があるとこんなに小さいうちから決めつけるのか!伸びるものも伸びなくなる!」
「似たような子は沢山いるじゃないか!個性の一つなんだから!」
などと言われてしまう。

更に…
「我が子には軽度の知的障害があるが、夫は通常学級を望んでいる。私(母親)は特別支援学級を望んでいる」

このような状態で前に進めない、つまり「家族間で意見の対立があり、悩んでいる」という質問です。

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こんな質問を受けたとき、私は、「いったん家族の説得は諦めて、母親だけで黙って行動すればよい」とお伝えすることがあります。家族との話し合いで疲弊してしまうくらいなら、一人で行動を始めたほうがよいと思うからです。

子どもの育ちに必要な環境を得るために、相談機関や発達支援を利用したい。でも、どうしても納得してもらえない家族と争う姿を子どもに見せたくない。何より日々の諍いで自分の心が折れてしまいそう…そんなときは、行動したほうがいい。母一人で役所に相談に出向き、受給者証を取得して、発達支援施設を利用したらいいのだと思います。

夫は納得しているけれど、義親や自分の親から反対される場合はなおさらです。姑が子育てしていた1970年代ごろまでは「子どもが自閉症になるのは冷蔵庫マザー(=愛情をかけない親)が育てたからだ」とまで言われていたこともあります。相手が長年そのように信じていたとしたら、今すぐ理解してもらうのはなかなか難しいのではないでしょうか。

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