子育て情報『ASD兄の大学生活。最初のハードル『履修登録』はニガテ要素満載だけど...支援課のサポートで無事クリア?!』

2020年1月24日 07:00

ASD兄の大学生活。最初のハードル『履修登録』はニガテ要素満載だけど...支援課のサポートで無事クリア?!

私はこのことを昨年のオープンキャンパスに参加して知りました。オープンキャンパスの会場に、障害のある受験生向けの入学後の支援について相談できるブースがあったのです。まだ願書も出していない時期なのですが、履修登録や、課外学習でのフォローなどについて既に相談して、詳細なカルテを作ってもらっていました。

なお、この時点では匿名での作成でした。合否に影響するのでは…?と思われないようにするための配慮のようです。

ASD兄の大学生活。最初のハードル『履修登録』はニガテ要素満載だけど...支援課のサポートで無事クリア?!の画像

Upload By 寺島ヒロ

登録の実作業のフォローや、キャリア形成を視野に入れた授業の取り方のアドバイスはもちろん、「起立性調節障害があり朝早く起きる自信が無いので、2時限目からの授業でなるべく賄いたい」「実習や課外授業は出来るだけ多く経験したい」などのワガママな希望も聞いて必要な手続きを指示してくれます。

奨学金の申請も書類の書き方から丁寧に教えてくれました。


※支援課で受けられるサポートは大学によって異なるので、それぞれの大学の情報を調べてみてくださいね。

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まさに"大学生活の駆け込み寺"!

障がい学生支援室などのおかげで、学校生活が思ったよりスムーズに進められるようになった息子。自分の欲しいものを自由に自分のお金で買いたいという事と、将来仕事をする時のため、お給料をもらう経験をしたいという事で、会場設営などのアルバイトも始めました。

駅から離れている場所には私が車で送迎しますが、駅の近くの現場だとひとりで電車に乗って仕事に行きます。ほんの半年前には電車の乗り換えも不安で、大学に歩いて通える範囲にアパートを借りたことを思うと、なんだか感動してしまいます。

現場で指示を受けながら瞬時に的確に動くのは、息子にとってはなかなか大変なようですが、今のところ大きな問題もなくやれているようです。アルバイトや、大学の授業での様子については、また折に触れレポートしていきたいと思います。

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