2020年2月12日 14:00
男子からのちょっかいをスルーできない小3娘。「本気の意地悪じゃない」ことを、身近なあの子の行動で説明してみたら...!?
とはいえ、先生の目がない場面で起こるトラブルもあるでしょう。
「無視すればいいよ」とそう言えたら楽なのですが、娘はそれができず、言われた言葉を聞き流すことができませんでした。
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さらに娘は、自分が関わっていないところから「死ね」などの言葉が聞こえてくるのも嫌で仕方ないそうで、聞こえるたびに自分に言われているような気持ちになるそうです。
しかし、相手に完全に言わせないようにすることは難しい…。
そこで、男の子たちがなぜそういう言葉を言ってしまうか話すことにしました。思ってもないことを言ってしまうことがある…気になる相手にちょっかいを出して、意地悪してしまう…
そういうこともあるということを説明しましたが、なかなか理解できない娘。
相手の気持ちを考えることで、わかってくること。
そこで、もっとも身近な人で説明することにしました。
身近な男子…それは弟!
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お調子者で我が強い息子は、モデルとしてぴったりでした。
たとえば息子が「あっち行け!」と言った時…
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「『あっち行け』って言ったからあっち行ったのに、泣いてるでしょ?本当はあっちに行ってほしくないんだよ。クラスの男の子も、あーさんに『死ね』って言っても、本当に死んでほしい訳じゃないんだよ?」
と話しました。
さらに息子が娘の物をとって逃げた時…
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「反応が見たくて、ついつい意地悪なことしちゃうの。
だから本気の意地悪じゃないの。」
と説明しました。
弟の行動で説明したのが娘にとってはわかりやすかったようで、少しだけ相手の男の子の気持ちを想像することができていました。
ちゃんと対応できるようになるまでは、距離をとって…
もちろんこの「嫌がる言動をしてくるのは興味をひきたいから」という説明は、全員に当てはまる訳ではありません。
若干距離感が近く空気を読めない娘に対して、苦手意識を持っている子もいると思います。でもきっとそういう場合は、娘には近づいてこないでしょう。
そこで「しばらくは、自分から男の子の輪に入っていかないこと」と話しました。
とりあえずの対策として、娘からは極力近づかない。そして自ら近づいてきた男の子に対しては、弟をモデルに説明した"その行動は本気ではない"ことを思い出しながら見るように、と伝えました。