2020年5月12日 07:00
工作が大好き!でも作るものは決められない…「自由に」が苦手なASD息子に、考える力をつけてほしい母が提案するのは?
と驚くと、コウは「もう兜も鯉のぼりも折り紙で作ってあったから…端午の節句にぴったりの絵でしょ?」と笑っていました。
コウを見ていると、“代わりに考えてほしい”わけでも“課題がほしい”わけでもないのだろうな…と感じます。範囲が広すぎてとっかかりがないことが「選べない」を作っているだけなのです。
そんな彼に“テーマという足場”を作ることで、「自分で選ぶこと」の手助けをできたらいいなと思っています。そうして選ぶ経験を繰り返す内に、何度も登ったことのある足場が見えてくるときもあるのだろう…と、“自発的に作られるようになった季節の飾り”を見ながら思うこの頃です。
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