2020年10月2日 07:00
無発語5歳息子は、自閉症界の貴公子!?「お母さん大好き」は一生聞けないかもしれないけれど…親ばか母の子育て記録【新連載】
ほぺろうの現在
Upload By ぼさ子
ほぺろうは3歳の時に『中度知的障害をあわせ持つ自閉スペクトラム症』と診断を受けました。5歳になった現在も、いまだ発語なし。自分の気持ちを言葉で表現できない為、よく癇癪を起こしがちです。
正確に言うと、意味のある言葉がひとつも出ておらず「う~~~っ」とか「びっ」「みっ」とか「テケテケテケテケ…」とか謎の宇宙語を一日中発信しています。
1歳の時に「喃語が出れば喋るのはもうすぐ!」と周りによく言われましたが、宇宙語のままタイムワープ。一時期は「い~っしょ(よいしょ)」や「あっち・いこー(あっちに行こう)」というワードが出ていましたが、それも何処へやら…(遠い目)。
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5歳である現在、ほぺろうの発達の程度は
【言葉】有意語はひとつも無し。一日中宇宙語を発信。ひらがな・1~10は読める。
【トイレ】まだオムツ。日中は布パンツで過ごすなどトイレトレーニング中。感覚が鈍いのか排泄を教えてくれないので難航している。
【行動】クルクル回転するのが好き。逆さバイバイをする。
手を顔の前にかざす(ヒラヒラさせる)。
【困りごと】癇癪。場所見知り。多動傾向。
…などが挙げられます。
まだまだ問題山積な我が息子ですが、違う見方をすると『意外と自閉スペクトラム症の王道を行ってる』と言えなくもないのかも知れません。それ故に勘違いが暴走する私!
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ほぺろうは今年の春から保育園の年中さんに進級しました。
年少の時から変わらずに「目が合わない」「お友達とコミュニケーションを取らない」など社会性は未熟なままではありますが、理解のある先生たちや地域の支援のおかげで毎日元気に通園することができています。
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保育園は『親が知らない ほぺろうの世界』という社会の繋がり。ほぺろうなりに競争心が芽生えたり 見栄を張ったり お友達を意識したり…。どんなことを体験して吸収してくれるのか、親としてもとても楽しみです。
暗黒の時期もあったけど…
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今でこそ私にとってほぺろうは凄く可愛くて宝物です。でも、ほぺろうの癇癪やこだわりが最も強かった2~3歳頃は、毎日繰り返される一日中の泣き暴れに精神的に追い詰められ、我が子の将来を悲観して絶望的になり、私はボロボロで相当ヤサグレていました。