子育て情報『ASD兄、大学入学時に障害者手帳の取得を決意!引越し先で病院を探し、10年ぶりに受診・再診断を経て…』

2020年9月24日 11:00

ASD兄、大学入学時に障害者手帳の取得を決意!引越し先で病院を探し、10年ぶりに受診・再診断を経て…

とはいえ、引っ越してきたばかりの大阪でタケルを診てくれる病院のあてなどありません。ネットで探す?などと夫と話していましたが、タケルに合う病院を探すのはそれなりに時間がかかりそう…と、その時…
「大学の病院に聞いてみたらどうかな?」とタケルが言ってきました。ナイスアイディア!

たまたまでしたが、タケルの通う大学には大学病院があり精神科もあったのです。新患を受け入れてくれるかは分かりませんでしたが、ダメで元々。さっそく、大学の障害学生支援課を通じて、大学病院に発達障害の診断をしてくれるか問い合わせてもらいました。

結局、大学病院では受け入れてもらえませんでしたが、大学の近くで開業している専門医を紹介してもらい…次の週にはもう診察を受けられることになりました!いやもう、大学さまさま!学生支援課さまさまです!

診察の予約が取れたので、「診断書の用紙」をもらうために地域の区役所に行き、精神障害者保健福祉⼿帳の「申請書」も一緒にもらってきました。自宅で書くので、親が書いてもわかるまいとは思うのですが、タケルは「いいよ。自署って書いてあるから自分でやるよ。」と、何度も下書きを書き直しながら、自力で「申請書」の記入欄を埋めました。


そして、診察の予約をした当日がやってきました…

ASD兄、大学入学時に障害者手帳の取得を決意!引越し先で病院を探し、10年ぶりに受診・再診断を経て…の画像

Upload By 寺島ヒロ

病院での診察はスムーズで、さほど待たされることもなく診察室に呼ばれました。この病院ではなるべく最初に本人から話を聞くことにしているということで、まずはタケルだけが診察室へ。

生育環境などを聞かれるだろうと予想していたので、タケルは客観的に上手く喋れないと予測して、大分のセンターに通っていた時に受けた検査の結果(紙で残っていた)と、私の育児日記の一部を持って行って説明したそうです。その後、診察室に呼ばれ、今度は4人で話を聞くことになりました。そう!なんと私たちは家族全員でぞろぞろとタケルについて来ていたのです。診察をした医師の話では、「以前大分で出たという診断で間違いないでしょう。来週のどこかでもう少し詳しい検査をしましょう。」ということでした。

丁度1週間後に予約を取って、この日は帰りました。
診察にかかった時間は30分ほどでした。


詳しい検査のため再受診。受けた検査は『WAIS-IV』

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※WISC(ウィスク)は概ね児童用WAIS(ウェイス)

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