子育て情報『「息子は発達障害なんだな」と改めて思った、運動会での出来事』

2021年1月7日 07:00

「息子は発達障害なんだな」と改めて思った、運動会での出来事


集団の中で”すぐに見つけられる”わが子の姿

「息子は発達障害なんだな」と改めて思った、運動会での出来事の画像

Upload By 丸山さとこ

個別の声掛けでなければ「自分に向かって話しかけられていること」に気付きにくく、更に共同注視が苦手なコウは集団行動で遅れがちです。

毎年、担任の先生には『指示が通りにくいときは、お手数おかけして申し訳ございませんが個別の声掛けをお願いします』と伝えています。

そんな彼の行動は、小学校に入学してからは更に目立つようになりました。

授業中の遅れは勿論のこと、授業参観や運動会などのイベントのときは『ウチの子だけ違うことしてるな~』『隣の子が突っ込んでくれてるけど全然分かってないな…!』とドキドキすることもしょっちゅうです。


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おかげさまで、「子どもがたくさんいて息子がどこにいるか分からない~!」と困ることはなく、運動会でもバッチリ動画を撮ることができていました。

そんなコウの様子を見ていて気になる気持ちはゼロではありませんが、先生からのフォローの多い保育園でもずっと同じ状態だったため『今日も通常運転だなぁ…』という感じで改めて気にしたことはありませんでした。

そんな私でしたが、”学校でのイベント中のコウ”に対して、特に印象的だった思い出が2つあります。どちらも1年生の運動会のときのことです。


呼んでも来ないわが子が1人で踊る姿を見ながら…

コウが通っている小学校の運動会では、午前のプログラムが終わると、保護者が各学年の日よけテントまで子どもを迎えに行きます。

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周りの子どもや大人達がどんどんいなくなってもコウは親を探すことなく、呼びかけにも気づかないまま1人夢中で踊っていました。

最後の1人になったコウに大声で呼びかけてもやはり反応はなかったので、「スミマセーン、失礼しまーす…」とポールを越えて日よけに入り、コウの肩を叩いて「ごはんだよ」と知らせました。

周りに誰もいないことを何も気にしていないコウに「今日のお弁当は卵焼きとブロッコリーと菜飯のおにぎりがあるよ」と好物があることを伝えると、彼は「へー、そうなんだー」と笑顔で興味なさそうに答えながらフラフラと明後日の方向に歩いていきました。
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肩を持って誘導しながら夫が待つ日よけのところまで歩く中で、『あぁ、確かに、コウは周りの子とは違うの分かるな。

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