2021年1月18日 07:00
夫のさりげない一言で気づいた、みんなの「普通」と発達障害息子の「普通」の間にいる自分
と思って育児をしていました。
そのため、コウの発達の凸凹に気づくことが遅くなり、療育などの福祉に繋がることも遅れたところがあると思います。
Upload By 丸山さとこ
当時は市内に療育施設が少なく、市から案内された施設は「泣いてでもやらせる」スパルタな方針で運営されているところだったので、
『もし早くにそこへ通っていたら親子共々グッタリしていたかもしれない…』
と考えると結果オーライだったのかもしれませんが、もう少し早く繋がっていたほうが情報を得られて、親子共々助かったことも多かったかもしれないなと思います。
学校での生活には”普通”がたくさんあります。そして、コウはそれらの普通から外れていることがたっぷりあります。
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共同注視は苦手で、集団への声掛けに気づきにくく、個別の声掛けがないと動けないことはしばしばです。
(では個別に声掛けをすれば良いかといえば、「何の話だっけ?」「え…さっき〇〇って言ったのに…?」という指示の通りの悪さで、毎年担任の先生も頭を抱えていらっしゃるようです)
そんなコウへの合理的配慮をお願いする際には、”コウの普通”と”一般的な普通”の両方を知っている必要があるのだと、毎年学年が上がる度に思います。
個別の声掛け、短い指示、視覚支援、連絡帳のチェック等々…先生方には頭が上がりません。
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コウのことを知るために”コウの普通”を学び、社会の中でコウがどのように過ごしているのか、どのように過ごせたら楽になるかを知るために”一般的な普通”を学び、その間で毎日を送っていけたらいいなと考えています。
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