子育て情報『漫画で読む!当事者の結婚生活や『ムーちゃん』最新刊、当事者高校生による自分解説本、保護者サポートにフォーカスした本まで、5冊をラインナップ』

2021年2月6日 07:00

漫画で読む!当事者の結婚生活や『ムーちゃん』最新刊、当事者高校生による自分解説本、保護者サポートにフォーカスした本まで、5冊をラインナップ


発達障害当事者の視点から描かれた夫婦のものがたりーー漫画『僕の妻は発達障害』2巻

月刊コミックバンチにて連載中の『僕の妻は発達障害』は、「大人の発達障害」をテーマにあつかった作品です。漫画家のアシスタントとして働く夫と、発達障害のある妻の日常生活が描かれています。

本作では、発達障害がある人の生きづらさを描くと同時に、支援者にもスポットを当てています。
悪意がないとわかっていても、発達障害のある妻・知花の行動にストレスを感じてしまう、夫・悟の描写もあり、決して良いことばかりではない、リアルな2人の生活がわかります。

2巻では、結婚生活を送る中で衝突や理解のズレが多くなり、少しずつ疲弊していく2人の様子や、妻・知花が発達検査をうけたエピソードなどが描かれています。ぜひ幅広い方に読んでいただきたい一冊です。


保護者のサポートにフォーカスした『育てにくい子の家族支援 親が不安・自責・孤立しないために支援者ができること』

保育園、幼稚園、小学校、学童保育の先生など、子育て支援に関わる方に向けて書かれた本、『育てにくい子の家族支援 親が不安・自責・孤立しないために支援者ができること』。

著者は、NPO法人えじそんくらぶ代表で、臨床心理士をつとめる高山恵子さんです。
長らくADHDを中心とした発達障害の子どもとその家族、支援者をサポートする活動を続けています。本書の前身は、2007年に出版された『育てにくい子に悩む保護者サポートブック』(学研)。今作では主に幼児期の支援者向けだった前著の内容を大幅に加筆修正し、小学生の保護者支援にも活用できる1冊にまとめています。

本作では、多様な子ども、保護者がいることを前提に、それぞれにどういうサポートをしたら最適な支援になるのか具体的な事例とともに紹介しています。支援者はもちろん、「わが子の育てにくさ」に悩む保護者の方にもおすすめの1冊です。


発達障害当事者の高校生が描く『発達障害の私の頭の中は忙しいけどなんだか楽しい』

本書の著者のなずなさんは、2001年生まれ。5歳で高機能広汎性発達障害(ADHD傾向)と診断され、中学時代には不登校も経験。現在は、通信制高校を卒業し、体力の回復を目指しながら夢に向かって進んでいます。
なずなさんが自身の世界を描いたこの本では、なずなさんが、自分の世界をマンガと文章で説明し、「フラッシュバック」

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