2021年3月27日 10:00
3/30・31放送!Eテレ『でこぼこポン!』劇やゲーム、体操で発達でこぼこのある子の成長を応援!鳥居みゆきさんインタビューも
鳥居みゆきさん(以下 鳥居さん):キャラクターについて、"大人なのに子どもみたいな人"ってマネージャーから言われたんですよ。だから「素でいけますね」と言われて。それを聞いて、確かにそうだなと思って。ロボット役だけど、大人なのに、子どもの心を持っているキャラクターだから。
第1話も第2話も、内容が全部私に当てはまるんですよ!私もしゃべりすぎるところなどがあって。キーワードに乗っかって違う話が広がっちゃう。本当に私のことだ!と思いました。喜怒哀楽が激しいし、感情の起伏が激しくて、言いたいことが感情的にたくさん出すぎて、伝わらないことが多いんです。
そのせいで、自分で立ち上げた劇団の座長から降ろされたことなんかもあって(笑)本当に支離滅裂になっちゃうんです、感情が先に出ちゃうから。
どうしたらいいのかなとこれまで思っていたんですけど、今回の台本に答えがありました。「落ち着けばいいんだ」とか、答えが一個一個分かりやすいし、子どもだけじゃなくて、私みたいな大人の人にも絶対に当てはまると思う。毎日平常心で生きていられる人なんていないですよね。みんなに当てはまる、だれでも共感できる内容だと思います。わたしまた、しゃべり過ぎちゃってますね(笑)
ーー発達でこぼこロボット『でこりん』役とのことですが、演じる上で心がけていることなどがあれば教えてください。
鳥居さん:人間らしい動きが出ないようにしてたんですけど、わたし、普段から動きがぎこちないみたいで。でこりんでやってる手の動きは私のクセなんです。
ーー自然体で演じられたんですね。『でこりん』は鳥居さんから見て、どんなキャラクターでしょうか。
鳥居さん:そう、自然体なんです!動きながらいっぱい喋っちゃうし、ぴったりすぎるんですよ。笑
わたしの中での『でこりん』は、小学2年生くらいの元気いっぱいなひと!男でも女でもなく、妖精でもないのが『でこりん』。抑揚がありつつも、無機質でありたいなと思っています。『でこりん』について、もっとシンプルにいうと...「明るくて楽しくて素直、みんなの心の中にいるキャラクター」かな。大人だったら抑え込んでいる気持ち、子どもだったらそのまま吐き出しているような気持ち、そういう誰にでもある気持ちをかたちにしたものかなと思います。
ーー番組をどのような人に見てもらいたいですか。
鳥居さん:でこぼこしてる人たちもフラットになる必要はなくて、でこぼこを「個性」