2021年4月13日 16:00
自閉症息子の園生活、慣れたころには年度末…!場所見知り、人見知りで大号泣。トラブル続出の年少時代
赤ちゃんよりも大変(ほぺろう当時3歳)。慣れるのに1年かかった母子分離
自閉症と知的障害のあるほぺろうは5歳の今でも発語なし。
そんなほぺろうが保育園に入園した当時は まだまだ癇癪が激しい時期で、園生活には不安しかありませんでした。
通常は「保育園は安全」「ママはちゃんと迎えに来る」と理解すると少しの期間で園に慣れていくものですが、自閉症のほぺろうは適応が苦手、また知的障害もあるため3歳だと言うのに「入園」の意味を全く理解していませんでした。そのために、場所見知り、人見知りも激しく、母子分離がなかなかできませんでした。同じ保育園に預けられている乳児クラスの赤ちゃんよりも大変だったのではないかと思うほどです。
結果、泣かずに当園できるようになったのは1年経った年中からでした。
トラブル続出の年少時代の画像">
Upload By ぼさ子
ほぺろうは「加配希望」の為、専属の先生が付きっきりで面倒を見てくれました。
クラス活動中もほぺろうが癇癪を起こせば別室に連れて行き、落ち着くまで付き合ってくださったり、精神安定剤になるオモチャを自宅から持ち込ませてもらうという特例措置を取ってくださったりといろいろ対策を考えてくれました。
すぐに癇癪を起こすほぺろうは クラス活動の妨げになったり、先生を休む間もなく付き合わせたり、指示も通らないし、泣き声の爆音で園全体に迷惑を掛けていることは明らかでした。
覚悟しての入園とは言え、私は大変な罪悪感を持っていました。
Upload By ぼさ子
偏食がもたらす苦労
偏食が激しいほぺろう。食べられる食品は数えられるほどで、基本的に茶色いものしか受け付けません。
なので、せっかくの給食も食べてくれるものは少なく、そうなると空腹で余計に機嫌が悪くなっていました。
お腹が空いているせいでお昼寝もままならず、みんなが眠りたいのにギャーギャーと騒ぎ立てていただろうと想像できます。
Upload By ぼさ子
あと、遠足の日は手づくりのお弁当なのですが、周りの子はみんなカラフルで可愛いお弁当なのに対し、ほぺろうだけ「茶色一色弁当」でチョット恥ずかしかったです。
園生活を助けてくれたのは、情報共有と動じない先生
入園するにあたり、私は「ほぺろうの特性・癇癪対策・発達クリニックでの診断」を記入したノートをつくって保育園の先生と情報共有しています。
最初は書くことがたくさんでノート作成が大変でしたが、「こうするとほぺろうが心を開きやすい」