2021年6月23日 14:15
「×」を嫌がり、100点にこだわっていた発達障害娘。癇癪を起こさなくなったワケを聞いてみると
×を嫌がり、100点にこだわる娘。
広汎性発達障害の娘は、小学5年生。
2年生から特別支援学級に在籍し、国語と算数の授業を特別支援学級で、それ以外の時間を交流学級で過ごしています。
娘は、小学1年生のときから、宿題やテストに×をつけられることをとても嫌がっていました。
特に、テストは100点でないと気が済まず、間違えたことに癇癪を起こしてしまったり、100点じゃないテストは「いらない」というほどでした。
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そんな娘の特性、思いを汲んでくれた、特別支援学級の担任の先生。
娘のテストは、×をつけず、いつも手元に返るときには100点にしてくれていました。
久しぶりに返って来た、100点じゃないテスト。しかし娘は・・・
2年生・・・3年生は、いつも100点のテストが戻ってきていて、私もすっかりそれが当たり前になってきていたのですが、4年生になって担任の先生が代わったときのこと・・・。
4年生になって初めてのテストが、100点じゃない状態で返ってきました。
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進級前の面談で「テストに×がつくと嫌がる」という話は、新しい担任の先生に伝えていたのですが、あれ?先生に伝わってなかったのかな?と思いながら、特にそのことに関しては触れず、テストの話を振ると娘は平気な顔で答えました。
後日、担任の先生に「テストに×つけて、嫌がりませんでしたか?」と聞いたところ・・・
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先生は、あえてそのこと(×を嫌がること)を知らないふりして×をつけたそうですが、娘は何も言わなかったそうです。
学年が上がったこと・・・そして、担任の先生が代わったことで、娘も上手く切り替えができたのか、×がつくことを受け入れられるようになっていました。
当時の気持ちを聞いてみたら・・・
5年生になった今は、宿題に×をつけることも、テストに×がつくことも、まったく気にしなくなりました。この記事を書くにあたって、当時のことと、気持ちを聞いてみたら・・・
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本人は、覚えていませんでした(笑)
「なんでこんなことにこだわるの?」「いつまでこんなことするの?」と合わせることがめんどくさく感じることもありますが、そのとき特別こだわって嫌がるようなことも、時間が経てば大丈夫になったり、そのこと自体忘れている・・・ということもあります。