子育て情報『自閉症の息子は体調変化に鈍感…。服薬は苦行、通院では大暴れ、試行錯誤の4年間』

2021年9月22日 06:15

自閉症の息子は体調変化に鈍感…。服薬は苦行、通院では大暴れ、試行錯誤の4年間

〝普段食べさせない甘いものに混ぜて入れる方法〟も、成功するのはせいぜい2日間で、すぐに飽きてしまったりバレたり。

それでもなんとか、騙し騙し服用していた薬。3歳を過ぎたころは、察知する能力が高くなり、とうとう何に混ぜても口を開かず、どんなに工夫をしても飲めなかった時期でした。飲まないことで回復が遅れ、イライラして怒って…。イライラする自分に疲れて嫌気がさし、あるとき、飲まなくても別に死ぬわけじゃない。〝飲まなければいけない〟ではなく〝飲めたらラッキー〟と思うようにしたことで、だいぶ心が軽くなりました。

しかし、風邪をこじらせて、風邪薬を2週間服用しても治らず、7日間最後までしっかり飲み切らないといけない抗生剤が処方されたときは、必死に抵抗し全身の力で暴れるわが子に馬乗りになり、口を無理矢理に開いて飲ませなければならず…。いままでゆっくり時間をかけて積み重ねてきた信頼関係のようなものが、この朝昼晩の行為によって崩れてしまうのではないかと不安に思うほど大変でした。

実際、このあと2週間ほど不安定な状態が続いたので、もう二度と飲ませたくありません(無理だけど)


親としての願い

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Upload By かさはらあやこ

息子、そして家族のためにも〝怪我や病気で体調を崩すこと〟をできるだけ避けるには…。
日頃からよく観察し、想像力を働かせ、危険がありそうなら回避したり、くしゃみが多いな とか、食欲がないな など、少しの変化を気にするようにしたり、転んだ・ぶつけたなどの園で起きたどんなに小さなことでも、できるだけ教えてもらうようにお願いしています。

そして私は、肉体的にも精神的にも共倒れしてしまうことがすごく多いので、息子が体調を崩し始めたな、と思ったら、栄養ドリンクを飲んだり。睡眠時間をいつもより長くとれるように意識して早めに寝てみたり。無理はせず母親である自分の体調管理を徹底するようにしています。

試行錯誤の4年間。転んで怪我をしたら、息子に傷を見せないように隠し、かさぶたが痒くなってくるころにはこまめに保湿するなどして絶対に触らせない。風邪をひいたら、1日3回の薬を朝晩の2回にしてもらう。など、精神的な負担を減らすコツを掴めるようになってきました。

憂鬱だった風邪薬は、粉薬を少量の水で練る技術が巧妙になり、混ぜるものによって水分量をコントロールすることで悟られずに飲ませることができるようにもなってきました。

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