子育て情報『「ポイント手帳」を使い続けて12年。苦手が多かった長男の「できた!」を増やし自主性を育んだ、わが家の工夫』

2021年10月7日 08:30

「ポイント手帳」を使い続けて12年。苦手が多かった長男の「できた!」を増やし自主性を育んだ、わが家の工夫

貯まったポイントは、必要なときにその都度現金に換金するので、いくら使ったかを記録する、「お小遣い帳」の役割に。
また、シールを貼るだけでなく、「to do リスト」や「目標設定」、親のほめコメントなどの書き込みもしていました。

中高生の現在は、お小遣いは「キホンのお仕事さえしていれば、毎月25日に基本給を加算」のお給料制+「別途加算されるポイント」の歩合制の組み合わせ。そのため、ポイント手帳は「給与明細」のような役割となり、数字ばかりの少々味気ないものに…。また、ポイントの換金も、電子マネーのチャージや(親の)カード払いなど、キャッシュレスで渡すことも最近は増えてきました。
(ちなみに、ポイントで得たお小遣いの使い道は、「母は一切口を出さない。自己判断・自己責任で何を買っても良い」というルールです)

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Upload By 楽々かあさん

「何に対して、どれぐらいのポイント(報酬)を与えるか」は、子どもの成長とその時の課題のハードルの高さに合わせて、その都度子どもたちと相談・交渉しながら「妥当なライン」を決めてきました。
ときには、本人からの「賃上げ要求」も…。そして、双方が納得し妥結できたことは、あとから基準がブレないように「ポイント換算表」にして、壁に貼ります(上の写真は、現在の2021年版)。

このポイント換算の内容や換金レートも、子どもの成長に合わせて変遷してきましたが、長男が小学生時代の、毎日の宿題をこなしたり、学校に行って帰ってくるだけでもハードルが高かった時期には、おおむね以下のようなことに対して、それぞれ妥当なポイントを設定していました。

【基本ポイント】
「宿題をする」などの小学生の毎日の基本的なお仕事(1日ごとに付与)

【お手伝い】
「料理」「皿洗い」「片付け」「洗濯たたみ」などの、簡単なお手伝い。

【特別手当て】
本人にとって登校がしんどい時期(新学年や行事の前後、学期の終わりなど)は、「学校に行って帰ってきた」だけでも特別加算。【目標達成ポイント】
「漢字を一行だけ丁寧に書く」「宿題を◯時までに終わらせる」など、自分で決めた目標を達成できた時。

【ガマンポイント】
苦手な給食のメニューや、気のすすまない学校行事への参加など。ポイント数は登校前に事前相談(本人にとってハードルが高いことほど高ポイント)。
「嫌なことがあったけどスルーできた」

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