2021年10月7日 08:30
「ポイント手帳」を使い続けて12年。苦手が多かった長男の「できた!」を増やし自主性を育んだ、わが家の工夫
「ポイント制」については、「ポイントがないとしなくなるのではないか」「ご褒美で釣るなんて」といった批判や誤解をうけることがあります。ですが、大場さんが書いておられるように、本人が苦手なことについて、目標を保護者と一緒に共有し、達成したらともに喜ぶというコミュニケーションの活性化にも一役かっているのではないでしょうか。達成した課題については、話し合って次の課題にポイントを付与するように移行したり、そのときの困難な状態に応じて適応方法やポイントの数値を変えながら進めていったことが長期に続けられるコツでもあったのではないかと思われます。
この方法を取り入れることで、お子さんにとっては、ポイントを得たときと実際にご褒美をもらうときに2回、褒められる場面ができます。また、保護者にとってもお子さんの頑張ったことやできたことを可視化することができることで、ポジティブな関わりが自然と増えるのではないかと思います。ぜひ参考にしてほしい取り組みですね。
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