子育て情報『「100回書け」で勉強嫌いに…ひらがな学習「負のループ」に陥らない!覚えやすい教え方と添削の工夫』

2021年10月3日 14:15

「100回書け」で勉強嫌いに…ひらがな学習「負のループ」に陥らない!覚えやすい教え方と添削の工夫


ひらがな学習について、特別支援学級の先生の言葉

私の友人に、現役の特別支援学級の先生がいます。その友人が「ひらがな負のループ」について教えてくれました。

①字がうまく書けない
②ひたすら書く、注意される→でもうまく書けない
③取り組みが嫌いになる
④うまく書けないので、さまざまな書く学習でつらくなる
⑤学習に苦手意識をもつ
⑥さらに注意される

ひらがなは、小学校に入ってすぐに学ぶもの。そして、今後ずっと使い続けるさまざまな文字の初期段階。
これが嫌いな取り組みになることで、子どもは別の場面でもつらくなってしまうのだとも教えてくれました。

字は一生付き合っていくもの。ひらがなの学習での「できた」が、カタカナや漢字を始めるときにも「やってみよう」という気持ちの基礎になります。そういう意味でひらがなは、とても大切な第一歩です。けれども、いまだ「書いて覚える」文化は根強くはびこっています。10回、20回、覚えられない子には30回、40回と、ひたすら書かせて覚えさせる場面はまだまだ多くあります。

実際、私も現場で、そうしてきた経験があります。でも、指導の中で、書く回数と、覚えるスピードは、必ずしも比例しないようにも感じていました。


保育園、幼稚園で

「100回書け」で勉強嫌いに…ひらがな学習「負のループ」に陥らない!覚えやすい教え方と添削の工夫の画像

Upload By 立石美津子

私は長年、幼稚園・保育園で年中児、年長児にひらがなを教える仕事をしていますが、直されたり注意されたりして、「よし頑張ろう」と奮い立つ子に出会ったことがありません。

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また、
「まるで、虫眼鏡でチェックするかのような添削をする」
「消しゴムを使って、何度も書き直しをさせる」
「他の子と比較して評価する」

これらも同様に「文字嫌い」の子をつくってしまう要因となると感じていました。


印象に残る教え方が必要

そこで、苦行にならない文字の教え方を考えてみました。

例えば…

小学生になっても、数字の「5」の上の部分の横棒を先に書いてしまう子がいます。筆順を「1番→2番…」と教えても、子どもにとっては単調でつまらない覚え方なので、すぐに忘れてしまい、また同じ間違いをします。
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このようなときは「お出掛けゴーゴー(55)! 出掛けるときは最後に帽子をかぶるよね。ここ(5の横棒の部分)は“帽子”なの。だから、先に“体”を書いて、最後に帽子をかぶろうね」。

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