子育て情報『小5ADHD息子への障害告知のタイミング。障害は「周りに受容してもらう」ものではない?――児童精神科医 三木先生に聞いてみた!』

2021年10月11日 06:15

小5ADHD息子への障害告知のタイミング。障害は「周りに受容してもらう」ものではない?――児童精神科医 三木先生に聞いてみた!


発達障害のある子どもの障害受容について

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私、スガカズは、現在4人の子どもを育てているママです。
・長男(中2 ASD、ADHD)
・次男(小5 、ADHD)
・長女(年長 、定型発達)
・三男(年中、定型発達)


次男はADHDがあり、通常学級に在籍しています

スガカズ(以下、――)発達障害のある子どもの障害受容について相談したいです。わが家の次男はADHDがあり、通常学級に在籍しています。次男の3歳上の長男(ASD、ADHD)には小4のときに私が本人に障害告知をして、小5のときに他者(クラスメイト)に自分の障害について知ってもらう機会がありました。そのときには、クラスメイトに自然と受け入れてもらえたのですが、次男の場合は同じように受け入れてもらえるのか不安な部分があります。

「次男ももう小5だし、障害告知をする時期が近づいているのかも…」と思ってはいるのですが、次男は他者の感情に敏感だったり、自己肯定感が低いところがあるので、自分の障害に対してネガティブに受け止めてしまうのではないかという懸念があります。また、友達とケンカをすることもあるので、「発達障害がある次男」を周りに受け入れてもらえるのだろうか?といった漠然とした不安があります。

本人に障害告知をする前に親である私からできることはあるでしょうか?

三木先生:次男くんは周りの子とどんな関係をもっていますか?

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ーー毎年クラスに何人か仲良くしてくれるお友達がいるようです。低学年のころはうまくいかないことが起こると癇癪を起こすこともあったのですが、本人なりにクールダウンしたり折り合いをつけたりと努力している姿が見られますし、先生からもそのようにうかがっています。仮に友達と口論になったとしても、時間をおいて自分から謝る面も見られます。

友達がいるのはよいのですが、一方で大人しいタイプの子からこわいと思われている面がありそうです。「クラスの女子が(仮にAさんとします)、オレのことこわがっているかも知れない。この前ちょっとぶつかったときに、Aさんは悪くないのに『ごめんなさい』って謝ってきたんだ。その子に昔なにかした訳じゃないんだけど。」と次男が言っていました。


三木先生:なるほど。キャラが立っているほうが敵味方がハッキリしやすいですが、そういったタイプなんでしょうかね。

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