子育て情報『ASD息子も春から中学生!スクールカウンセラーとの面談で「壁にぶつかる可能性が高い」と厳しい予想も。本人と親、それぞれができることを探して』

2022年1月22日 16:15

ASD息子も春から中学生!スクールカウンセラーとの面談で「壁にぶつかる可能性が高い」と厳しい予想も。本人と親、それぞれができることを探して

と思います。

忘れ物一つとっても、コウのコンディションが関係してくるほか、クラスメイトの何気ない一言や先生方の対応などなど、いろいろな要素が絡むことで思いがけない展開になることはありました。

先の展開は読めないとはいっても、何も予測を立てず準備もせず…というわけにはいきません。「見通しは立てつつ、そのときどきでこまめに現状を反映しながら動いていこう」と夫と話し合いました。

小学校の入学前も、「肉が食べられないけど『一口でも頑張ろう』って応援してくれる先生だった場合はどうする?」「プリント持ち帰れるかな…」「コウが登校を拒否したらどうしようか?」などと、いろいろな気がかりについて夫と話したことを思い出します。

ASD息子も春から中学生!スクールカウンセラーとの面談で「壁にぶつかる可能性が高い」と厳しい予想も。本人と親、それぞれができることを探しての画像

Upload By 丸山さとこ

先日のスクールカウンセリングにて、前述のような”中学入学にあたっての気がかり”について相談したところ、『小学校からも申し送りはあると思うが、現在通っている病院のドクターに一筆書いてもらうのも一つの方法』というアドバイスをいただきました。

コウや周囲の状況が急に大きく変わる可能性はあまり見込めない今、「コウや周囲の状況が今すぐ変わらなくてもできることがある」という選択肢はとても嬉しいものでした。


「あんなことが起きたらどうしよう」と身構えず、「今考えても分からないし」と投げ出さず…スクールカウンセリングなどの場で相談しながら、”コウと親それぞれができること”を探していきたいと思います。

(監修:鈴木先生より)
高校は選べますが中学は私立に行かない限り選べません。自治体によっては公立でも小中一貫となっている地域もあってスムーズに移行できる場合が増えていますが、今回のケースのように地域で違いがあります。今回の丸山さんのような場合は、必ず特性や留意してほしい点などを文書で申し送りをするよう保護者にアドバイスしています。言った・言わないなど、あとで問題となることが多いからです。中学入学後も不安なら、ドクターとは医療支援ファイル(担任からの問題点に対して主治医が答え、保護者が見てサインをする)を通じて教員と連携をとることをおすすめします。今後日本でも神経発達症(発達障害)に理解の深い小中高の一貫校ができることを祈願しています。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.