子育て情報『目の前で塾長に言われた「高校受験も失敗しますよ」。ASD小5息子にさせてしまった最悪な失敗体験』

2022年1月26日 14:15

目の前で塾長に言われた「高校受験も失敗しますよ」。ASD小5息子にさせてしまった最悪な失敗体験

長男も連れて謝罪と退塾を伝えることにしました。そのとき、塾長から厳しい言葉を言われたのですが、言われた私は複雑な気持ちでいっぱいになりました。

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塾長の言い分は、一般論として分かっているつもり…だけど親としては悔しい…

私はこのとき、塾側の言い分も理解できるので、黙って話を聞き、最後に「迷惑をかけてしまったこと」「だけど、2年近く文句も言わず長男が通い続けたことは褒めたいこと」「時間についてはこれからも親として注意していくこと」を塾長に伝えて終わりました。

塾をあとにし、帰宅する際に、悔しさや悲しさ、ふがいなさでいっぱいになりました。
「何も長男の目の前で言わなくてもよいのに…」「もう辞めると言っているのになんで最後の最後で言うんだろう?」「こんな結果になる前に気持ちを言ってくれたなら、もっと早くに辞めることだってできたのに…」「とは言っても、配慮がなかったわけではないし、感謝しないと…」いろいろな考えで頭がいっぱいになりました。


発達障害のある子どもを育てる上で、「人に迷惑をかけている」と感じる機会は多かれ少なかれ、あると思います。それが例えば学校のクラスメイトの保護者の方から言われたのなら、誠心誠意謝り、相手の方とも話を続けやすいのですが、学校以外の環境だと話は変わってきますし、子どもを教育する塾の先生からの発言に、悲しくなってしまいました。

見た目では障害があることは気づかれにくい長男。私は周りとの摩擦がなるべくおきないようにできる限り支援してきたつもりでしたが、それも「徒労だったのでは?」と思えてしまい、ただただ世の中の「普通」との壁を感じました。

考えても仕方ないことが頭によぎりました。
「この子はこの先も同じような経験を何度もするのだろうな…」「今は私がいるから大丈夫かも知れないけど、この子は同じような経験を一人で経験したときに、乗り越えられるのだろうか?」


年月が経った今だから思うこと

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私は当時、長男の周りの人(主に大人)に対して、子どものことを理解してほしいという気持ちの方が大きかったのだろうと思います。
当時の私に足りなかったこと…それは「相手の気持ちが変化していくこと」や、「変化することでどういった結果に至るか」

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