2022年6月24日 06:15
「なんで話せないんだろう」「私ってダメだね」場面緘黙のある小2娘。友達と話せない自分を責める気持ちを知って
小学校2年生での遠足
次女は、場面緘黙ではありますが、好奇心旺盛な性格です。校外学習などは、不安はもちろんありつつも、楽しみにして参加していました。この2年生のときの遠足も楽しみにしていて、行きしぶりなどもなく送り出すことができました。
帰宅後の次女の話
遠足から帰ってきた日の夜。次女に遠足の話を聞くと、誰とも話せなかったことを教えてくれました。
さらに、友達とはぐれてしまって不安な時間を過ごしたことも(先生が一人でいる次女を見つけて友達のところに連れて行ってくれました)。「話せない」ことで、つらい思いをしたようです。
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学校で話せないのは小学校1年生のときからだったのですが、改めて次女が自分からこういうことを聞いてくるのは初めてだったので、このときは少し驚きました。
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話せないことで大変な思いをして、そんな自分自身を責めている様子でした。もともと繊細な次女だったので、いつか話せないことで自分を責めてしまうんじゃないかと、なるべくポジティブな声掛けを心がけていたものの…。
楽しみにしていた遠足で、自分が思ったようにできなかったことや、周りと自分を比べることで自信を失っているようでした。
話せない理由
「なんで話せないんだろう」という次女に、私は次女自身が「話せない理由」をどのように考えているのかを聞いてみました。
最初は「自分で話さないって決めてるから」と言っていて、そういう風に自分自身の責任として感じていたのかと驚きました。
でも、「話そうと思えば話せるの?」と聞くと、「話そうと思っても話せない」「すごく恥ずかしくなっちゃう」との答えが。
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さらに、「話そうとすると、喉の奥が詰まった感じがしちゃうんだよ」と話してくれました。
本当は話したい、でも自信を失って諦めていた
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次女自身には、友達と話したり遊んだりしたいという気持ちがあるものの、学校で話せなくなって、それができない状況が1年以上経過していて、「絶対ムリ」という諦めに繋がっている感じでした。
次女の諦めてしまっている気持ちを聞いて…
友達とコミュニケーションを取りたい気持ちはあるけど、諦めかけてしまっているという状況が、緘黙症状の固定化を招いてしまうのではないかと私自身少し不安な気持ちになりました。