子育て情報『「診断名がつく」ことへの拒否感――2歳4ヶ月で園から発達の指摘をされた母が「病院」と「療育」に向き合う決意をした2つのこと』

2022年7月7日 06:15

「診断名がつく」ことへの拒否感――2歳4ヶ月で園から発達の指摘をされた母が「病院」と「療育」に向き合う決意をした2つのこと

「子育て相談センター」で発達検査を受けて、言葉が一歳遅れていると言われたことと、保育園のクラスメートと比べても明らかに発達に遅れがあるしのくんをみて、このままではいけないと強く思ったことです。

「診断名がつく」ことへの拒否感――2歳4ヶ月で園から発達の指摘をされた母が「病院」と「療育」に向き合う決意をした2つのことの画像

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この二つから、私はしのくんを療育に行かせる決心をしました。

調べてみると、私たちの住む地域では、療育にしろ、言葉の教室にしろ、通うためにはドクターの診察や意見書が必要不可欠でした。
※地域や施設によって医師の診断が必要かどうか異なります。詳しくはお近くの役所や施設に直接お問合せください。

もうこのころには、診断名がつくのが怖いという気持ちは薄れ、「何処がしのくんにとって一番いい療育先なのか?」という風に考えるようになっていました。そして、気がつけば小児科を受診していました。


現在(4歳3ヶ月)

あれから発達の遅れを何人かの先生に診てもらいましたが、しのくんに診断名はついておりません。


定期的に先生に診てもらってますので、その成長過程の中でドクターが必要だと判断すれば診断名がつくと言われています。なお、診断名はなくとも、ドクターの意見書をもとにしのくんにとって必要な療育を受けることができています。

あれだけ先生に診てもらうのを怖がっていた私ですが、この先、診断名がつくのか?つかないのか?なんてことはもう気にしていません。
診断がついてもつかなくても、しのくんはしのくん。
日々のやることが変わるわけではないので、このまま、しのくんに寄り添って、自分にできることをしていこうと思います。

執筆/keiko

(監修:井上先生より)
幼児期は発達の変化も激しい時期です。いくつかの領域で発達の遅れや発達障害の特性が見られたとしても、それが顕著でなければ経過観察として診断が出ないこともあります。気づきから受診までの期間、親御さんは不安と葛藤の中で悩まれると思いますが、keikoさんのようにいきなり医療機関でなく、まず地域のセンターなどで相談されるとよいと思います。
診断がなくても、アセスメントに基づいて療育が必要であるという医師の判断があれば、受給証によって療育による支援が得られます。一人で悩まないで、ぜひどこかの相談につながってもらえればと思います。

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