6歳でADHD(注意欠如・多動症)の診断、小学校入学後はトラブルだらけで…「通級指導教室」を勧められ
わが家の小6息子は6歳のころにADHD(注意欠如・多動症)の診断を受けました。
息子は小さな子どもやお年寄りに優しい面もありますが、一度思い込んだら考えをなかなか変えられない、プライドが高い、人の目を気にして先回りしすぎてしまう、気が散りやすく興味があることがあると、そちらに気を取られてしまう…など困った一面もありました。
小学校は通常学級に入学しましたが、息子はクラスに適応できずに授業中に教室を抜け出すように。5月終わりから6月ごろには通常学級に在籍はしているけれど、先生たちのご厚意で特別支援学級で授業をたびたび受けるようになりました。
私は「このまま特別支援学級に移籍させたほうが良いかもしれない…」と考え、教育センターの担当の方に相談しましたが、息子のIQでは特別支援学級への移籍は難しいとのことでした。そこで担当の方に勧められたのが「通級指導教室」でした。私は早速夫にもそのことを相談しましたが、夫の意見は…。

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夫が通級指導教室に大反対!
通級指導教室に通うことを提案すると夫は大反対!理由は「授業から抜け出したら周りの子どもたちから変に思われるし、イジメの対象になる」とのことでした。
通級指導教室に行くとなると、週1回2時間を別の学校へと通うことになるため、クラスにいないことになります。「なんでいないの?」とクラスメイトも疑い始めるのではないか、それが原因でいじめになるのではないかと夫は心配していました。
また、息子は3ヶ所の放課後等デイサービスにも通っていたので夫としてはそれだけで十分だと、とにかく通常学級の子どもたちと違う行動をすることで浮いてしまうのが不安だったようです。
通級指導教室が別の学校にあるので、その時間には送迎をしないといけなく、共働きのわが家にできるのかという不安もありました。当時、私は下の子が生まれて育児休暇中のタイミングだったので、とりあえずやってみようと夫には伝え、復職後のことはそのときまた考えようと伝えました。

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夫説得のためにみんなで通級指導教室の見学へ。夫の心境は…
納得しない夫をどうにか説得しようと、夏休み前の7月ごろに夫と息子の3人で通級指導教室の見学に行きました。