子育て情報『小学校入学を控えた次男、「教えて」が言えず涙、指しゃぶりも。学校への「就学支援シート」に込めた願い』

小学校入学を控えた次男、「教えて」が言えず涙、指しゃぶりも。学校への「就学支援シート」に込めた願い


就学相談で特別支援教室へ通うことになった未診断の次男ふー

次男ふーは現在5歳。就学相談の結果、次の4月に入学する小学校では、通常学級に在籍しながら特別支援教室(※)に通うことが決まりました。

それまで私は、ふーが特別支援教室に通う必要があるとは思っていませんでした。ASD(自閉スペクトラム症)の小4の長男・ミミと比べて、困っていることが少なかったからです。ですが、ふーが通う保育園と児童発達支援で「必要性の理由」となる現場をいくつか目撃するようになり、ふーには特別支援教室が必要なんだと納得した私。

兄のミミのときは診断書を書いてもらい、それを学校へ提出しましたが、ふーは現時点で一年前と同じく診断はされていません。そこで、保育園と児童発達支援、民間の療育で「就学支援シート」を作ってもらい、それを学校へ提出する予定です。
それもあり、小学校入学が迫ってくる中、私はふーがどんなことに困っているのかよく観察しています。


※特別支援教室とは、東京都などで導入されている発達障害のある子どもたちをはじめとした個別の教育的ニーズに対応し、より適切で効果的な指導を行うための一つの指導の形態です。通常学級に在籍しながら、一部の時間、別の教室で指導を受けることができます。東京都では特別支援教室と呼ばれていますが、地域によって名称が異なります。


「教えて」が言えず、せっかく編んだマフラーを全部ほどいてしまったふー

ふーが通う保育園では、年長さんになると毛糸のマフラーを作るのが恒例。ふーも楽しく編んでいたのですが、先生から「ふーくん、途中で全部ほどいてしまったんですよ」と教えてもらいました。
本人に聞くと、下のほうに編み忘れた目があって、それが穴になっているのに気がつきやり直したかったのだそう。翌日いちから編みなおすというので、「頑張ってね」と応援しました。

ですが翌日、ふーが一からマフラーを編んでいたところ、途中でやり方が分からなくなってしまったそうです。
そこで先生に「教えて」と言えればいいのですが、困っていることを伝えられなかったふー……。

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その日は自治体の療育へ行く日だったので、早くお迎えに行ったのですが、教室から出てきたふーはぐずぐず……。このままでは療育まで引きずるだろうと思ったので、その前にアイスを買って食べました。これでふーの気分も持ち直しました!

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そしてふーが大好きな踏み切りを通りながら療育へ向かい、十分余裕を持って到着!したのですが……。

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