危ない!やめて!お風呂大好き知的障害息子のこだわりに冷や汗。でも寄り添いたくて…【読者体験談】
息子はお風呂好き!そしてこだわりもあって……
息子は、3歳の時に重度の知的障害(知的発達症)を伴うASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。賑やかな場が苦手で、いつもマイペースを貫いている穏やかな性格です。
そんな息子はお風呂が好きなのですが、いくつかのこだわりがあります。
本人はとっても楽しそう!浴槽のふちを平均台のように歩く息子
10歳になった頃のことです。息子がいつのまにか浴槽のふちを歩くようになりました。息子はどちらかというと臆病で失敗を恐れるタイプなのですが、身体が大きく腕も長くなったため、そんなに広くない浴室では、ふちから落ちそうになっても少し手を伸ばせばつかまる所があることをなんとなく察して、始めたような気がします。
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初めて見たときは「危ない!」と思ったのですが、慎重に歩き、少し体を傾けると浴室の壁に手が届くので、意外にも落ちないのです。
意外と落ちないな……と見守っていると、なんとも本人は楽しそうで、満足気に歩いています。
息子の心地いい行動なんだなと思い、今は落ちないようにしっかりと注意しながらも見守るようにしています。
それはちょっとやめてほしい……!シャンプーボトルたちへのこだわり
平均台よりちょっと困ったのがシャンプーボトル類へのこだわりです。
息子はシャンプーだけでなくコンディショナー、入浴剤といったボトルの中身を全部浴槽に流してしまうのです。始まったのは8歳だったと記憶しています。突然始めたので、こちらが気づくのがやや遅くなり、何とも言えない混沌とした色になった湯舟の湯の色を前に呆然としてしまいました。なんだこれ……と驚きしかありません。
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お湯を入れかえるのが面倒だなという気持ち、そして(あー、また新しい変なイタズラが始まった!)という今後の対策を練らなければいけないことへの憂鬱さ、このイタズラが頻繁に起こって上手く防げない場合、しょっちゅうシャンプーなど買うことになるのでは⁉という金銭面への負担……こんな時はどっと疲れてしまいます。ほかにも、ボトルをいつも同じ位置、同じ順番に並べ替えることにもこだわっていました。浴室に限らず所定の位置に物がないと落ち着かない息子は、ボトルが所定の位置にあることを好み、そろっていないと急に整理整頓を始めます。