学校へ行けなくなった小5娘、付き添い登校やお迎え要請に母疲弊。つい娘を責めた時、返された言葉は…
と聞かれました。
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その言葉を聞いて、ハッとしました。
本当は学校に行きたいけれど行けない次女を応援していたはずだったのに、なぜ無理をさせようとしてしまっているのか……。私自身の焦りから、次女の気持ちをないがしろにしていたことに気づきました。
学校に行けなくなった最初の頃は、次女がどうしたいのか、自分のペースで、自分自身で選択していくことを見守るつもりだったのに……と思い出して、少し客観的な視点を取り戻すことができたのでした。
なるべく一定の気持ちで対応するように努めて、日々なんとかやり過ごした
その後ももちろん引き続き私の気持ちは不安定だったし、つらく感じることもありましたが、次女が学校へ行っても行かなくても、自分自身の気持ちをなるべく一定に保つように努め(できていたのかは分からないけれど……)、日々なんとかやり過ごすようにしました。
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そして長期休みへ
そして、そんな日々をなんとか過ごしていき、やっと夏休みが近づいてきました。いつもは長期休みとなると、ごはんや生活の心配があって面倒くさく感じることが多かったのですが、この時だけは、長期休みに心底ほっとしました……。
休み中は私の気持ちは軽くなり、次女はダラダラの限りを尽くして、力をためることができたのでした。
その後、夏休み明けには、また少し状況が変わっていくのでした。
執筆/まりまり
(監修:新美先生より)
娘さんが学校に行けたり行けなかったりが続いた時期に、保護者として感じられていたことを聞かせて下さりありがとうございます。
学校に行きづらくなって、明日は行けるのか、今日は行けるのか?行けないのか?という日々は、お子さんもとても葛藤してつらいのは当然ですが、それを支える保護者のほうとしても、気持ちも揺れるし、予定も定まらないし、ほかの用事や仕事の兼ね合い調整も大変、学校とのやり取り、配偶者とのやりとりなど……、本当に疲弊するものです。親として、何をしてあげたらいいのか、どう支えていくのがいいのか、迷いも悩みも尽きません。比べるものではないですが、完全不登校になってからのほうが腹が決まって楽になったという実感を持たれる方も多いぐらい、五月雨登校を支える保護者は本当に大変です。
学校行けるか行けないかという葛藤の時期は、お子さんは相当にエネルギーを消耗していて余裕がなくなっています。