子育て情報『こだわりが強い、集団行動が苦手な小1息子。発達検査を受けたら「診断なし」、でも登校渋りは続いて』

こだわりが強い、集団行動が苦手な小1息子。発達検査を受けたら「診断なし」、でも登校渋りは続いて

そういうことを伝えやすいカウンセラーでありたいなぁと改めて思うところです)。また、スクールカウンセラーのもとへ相談する際には、保護者のみで継続される方も多くいらっしゃいます。お子さん本人が望んだ場合はぜひ来てほしいと思いますが、低学年の場合だと特にそうですが、自分の困っている話をしたくないとか、質問されても困ってしまう、特別なことをしたくない場合もあります。ご本人の希望をまず聞いていただき、あまり気乗りしてなさそうであれば、まずは大人の間で環境調整等、工夫できることを模索することを先行させる、そんなイメージで相談を開始する、あるいは、地域の情報(不登校の児童生徒が利用できる場に関してなど)を情報収集するために話を聞いてみるといったところから始めてみるのもよいでしょう。

さて、最後に長男くんが小1の1年間で成長したところについても書かれていました。休みがちであっても、成長したところがいっぱいあったと振り返れるのはとても素晴らしいですね。気になること・心配なことはどうしても目が向きやすく、そしてそこに注目し続けると、成長しているところ・健全なところに目が向きにくくなってしまうものです。時には意識的に成長しているところを探してみたり、慌ただしい(あるいは波のある)毎日の中で、ふと立ち止まってお子さんが楽しそうに取り組んでいること・夢中になっていること等に目を向けてみることをおすすめします。


https://h-navi.jp/column/article/35030204
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)

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