挨拶できない、人見知り…自閉症息子と友人の子の違いに溜息。落ち込む母がハッとした言葉
場所見知り・人見知りが強いお子さんがいる場合、お子さんのためにも、その場の雰囲気のためにも、自分のためにも、皆が集う場所に参加するのをためらう気持ちになりますよね。そのため、以前の仲間と疎遠になったりするのもよくあることです。そんな中、思い切って参加してみたものの、やっぱりほかのお子さんと比べてわが子の言動が気になってしまって楽しめないということも実際あるかもしれません。
でも、ご友人夫妻さんの視点がとてもすてきですね!!人見知りのたーちゃんが、打ち解けて花火のことで盛り上がって話せていたのも、ご友人夫妻さんがフラットな視点で話しかけてくれたからなのかもしれないですね。そして、たーちゃんの興味ある話題を引き出して、それをしっかり聞いてくれて、後日、花火に関する絵本まで送ってくれるなんて!!!うれしいですね。
家族以外の人が集まる場に連れて行くのは、なかなか勇気も気力もいることですが、思い切って一緒に参加したことで、家族以外の人からの視点でお子さんのことを見てもらえ、たーちゃんの強みに気づけてよかったです。他人からそんなふうにポジティブに見てもらえると実感できて、親としても心強かったことと思います。いつか、友人夫妻さんの立場で他人のお子さんにもポジティブに関われる人になりたいなとも思いました。
https://h-navi.jp/column/article/35030356
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)