やっておいてよかった!特別支援学級1年生の息子、小学校生活を順調にスタートできた3つの入学準備
入学準備の大切さを実感した1年。スモールステップで自信を育んで

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このように、就学前に家庭でできることに取り組み、前もって準備をしておいたことで、長男は小学校へ入学してからは特に問題もなく、学校生活に慣れることができたように思います。また、特別支援学級へ就学したことで、入学前から小学校とスムーズな連携が可能になり、入学式の予行練習などの配慮をしていただけたのかなと感じました。これからお子さんが小学校に入学される方は、たくさんの不安があると思いますが、ご家庭でできることから少しずつ、スモールステップで自信をつけて、学校ともうまく連携しながら、お子さんが楽しい小学校生活を送れるように願っています。
執筆/プクティ
(監修:新美先生より)
小学校入学に向けて行った準備について詳しく教えて下さりありがとうございます。
遊びが中心で自由時間も多い保育園・幼稚園の生活から、時間で区切られて机に向かう時間の多い小学校とでは、環境変化の大きさのインパクトがものすごいです。ASD(自閉スペクトラム症)の傾向がある場合、環境に慣れるのに時間がかかるお子さんが多く、この大きな環境変化に向けては、準備がとても重要になります。
プクティさんは、入学前から、おうちで座って学習する時間を設けたり、就寝・起床の時間を早めに学校の時間に合わせていったりされたのですね。
これはとても良い取り組みですね。もちろん、どのお子さんもすんなり納得してこのように準備できるわけではないかもしれませんが、取り組めるところから徐々に生活を変化させていくのは、いきなり一度になにもかも替わってしまうよりゆとりがあっていいですね。参考にさせていただきたいところです。また、入学前に学校の環境や雰囲気に慣れるように、可能な範囲で見学・体験をしたり、初日のスタートがスムーズにいくように、入学式の下見・予行練習などをしておくというのもとても大切です。
また、園生活と学校で変わること(たくさんありすぎるのですが)は、具体的に書きだして説明しておくとか、ルールや生活についてのマニュアルをつくるといったことも、環境変化の戸惑いを減らすのに役に立つでしょう。
大きな環境変化に向けて、スモールステップでできるところから準備して行くのはとてもお勧めです。
https://h-navi.jp/column/article/35030361
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